|
豊橋の東部、愛知県と静岡県の県境をなす弓張山系は豊橋に残された唯一の自然環境として、昭和44年3月愛知県側の大部分は石巻山多米県立自然公園に指定され、恵まれた自然と、史跡、文化財も点在しています。
豊橋自然歩道は、豊橋自然歩道推進協議会の方々が中心に昭和44年から整備され、平成19年4月現在、弓張山系南端大岩町の東山(松明峠)から石巻町の中山峠まで総延長16kmの本線と二川自然歩道支線他14の支線、巡回遊歩道が整備されています。自然歩道の一番高いところは坊ケ峰の標高445.8mです。
富士山が展望可能な眺望箇所を始め、南アルプス、三河湾、浜名湖、太平洋、東三河や遠州等が展望出来ます。
名所、史跡の見所も点在しています。駐車場から本線へ接続が一番短い支線は、多米自然歩道です。岩崎自然歩道の中には、葦毛湿原があり四季を通じ散策や山歩きが楽しめます。
また、アクセス箇所も多く、自然を歩き、自然を親しみながらの体力づくりに身近な自然歩道です。健康維持、増進のため日課として歩いている方もいます。
なお、参考文献として(社)豊橋文化協会発行「豊橋自然歩道 25年のあゆみと案内」(平成6年8月29日)を紹介しています。
|