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大雪像は旧第八師団長官舎/弘前
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来年2月に開かれる弘前城雪燈籠まつりで、大雪像の題材に決まった「旧第八師団長官舎」=9日午後、弘前市上白銀町 |
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「第38回弘前城雪燈籠まつり」(2014年2月8〜11日開催)の実務者委員会(委員長・高木伸剛弘前市観光振興部長)は9日、市立観光館で会議を開き、弘前公園四の丸に設置する“主役”の大雪像を「旧第八師団長官舎」(国の登録有形文化財)にすることを決めた。
同官舎は、市内の近代建築を多数手掛けた堀江佐吉の長男・彦三郎が設計した洋風建築。戦後、米進駐軍司令官宿舎や市長公舎として使われた。一般公開のため、市が12年度に保存修理工事を行った。建物は高さ約9.3メートル、幅約16.8メートル、奥行き約11.8メートルで、雪像はその約7割の寸法で作る予定。
まつり期間中は、大雪像にコンピューターで制御した映像を投影する「プロジェクションマッピング」手法の演出を初めて行う。
前回好評だった打ち上げ花火を継続。大雪像の位置は従来の護国神社寄りではなくレクリエーション広場寄りに変更し、大雪像の背後から花火が上がるようにする。
そり専用の中型滑り台を新設。雪かきの速さなどを競う「津軽弘前雪かき検定」を、市民団体が初開催する。
まつりは昨年度まで、葛西憲之市長ら各関係機関代表者が名を連ねる「運営委員会」で重要事項を決めていた。市によると、各代表者の日程調整が難しいことなどを理由に、今回から事務レベル職員による「実務者委員会」が開催内容や予算を決めることにした。
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