◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
阪神・掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC、58)=スポーツ報知評論家=が15日、早実中2年の清宮幸太郎一塁手(14)=調布シニア=をミスタータイガースの「後継者」に指名した。調布シニアを激励するため東京・調布市内のグラウンドを訪れると、ラグビートップリーグのヤマハ発動機監督・清宮克幸氏(46)を父に持つ怪物中学生の打力を絶賛した。
清宮ジュニアが放った打球に、掛布DCが仰天した。シート打撃で披露したのは右翼(95メートル)後方のネット(高さ20メートル)を越える推定150メートル弾。「清原、松井クラス。柔らかくて力強い。日本の野球の規格に当てはまらない」と驚きの声を上げた。
今回の訪問は今年8月に続き2度目。調布シニアOBに知人がおり、前回激励に訪れた際に用具の寄贈を約束。今回、アドバイザリー契約を結ぶ「美津和タイガー」のバットやグラブなどをプレゼントした。同社最重量1500グラムのトレーニングバットを手渡された幸太郎君は、阪神が今年1月から“5か年計画”で調査している逸材だ。
高卒でプロ入りなら、17年ドラフトの目玉となる。掛布DCも「大学を卒業してからでも500~600本はホームランを打てる可能性がある。清宮君みたいな選手が阪神に入って、生え抜きで引っ張ってくれれば理想」とほれ込んでいる。
父の克幸氏はもともと阪神電鉄が本社を構える大阪・野田出身で、幸太郎君も「バットをもらえてうれしかった。僕も阪神ファン。掛布さんは偉大な方」と目を輝かせた。虎ファンにとっては将来が楽しみな存在だ。
◆清宮幸太郎アラカルト
★生まれと球歴 1999年5月25日、東京都生まれ。14歳。早実初等部4年時に東京北砂リトル入団。12年夏のリトルリーグワールドシリーズで世界制覇。現在は早実中等部2年で、調布シニア所属。183センチ、100キロ。右投左打。
★メジャー志向 父・克幸氏の影響で阪神ファンだが「日本に好きな選手はいない」。お気に入りはアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)。
★かつては二刀流 昨夏のワールドシリーズは「3番・投手」で出場。5試合で12打数8安打の打率6割6分7厘、3本塁打、6打点。投手としても130キロに迫る速球で活躍。現在は一塁専任。
★驚異の長打力 リトル時代は通算132本塁打。調布シニアの安羅岡一樹監督(51)は「ホームランボール(硬球)がつぶれていたことがある」と仰天証言。プロ入りを見据え、練習では金属ではなく竹バットを使用。
★運動センス抜群 野球一本に絞る前は、ラグビーやわんぱく相撲でも名をはせた。
(2013年12月16日06時05分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)