中国人乗客6人がファーストクラスで大騒ぎ、機長が離陸を拒否―中国メディア

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北京発アムステルダム行きのKLMオランダ航空の898便で29日、ファーストクラスの中国人乗客6人が遅刻した上、シートベルトの着用を頑なに拒み、機長や客室乗務員に怒鳴り声を上げるなど騒いだため、機長が離陸を拒否するという騒ぎがあった。中国網路電視台(CNTV)が伝えた。
同機に乗り合わせた中国人男性が中国版ツイッター「微博」で明らかにした。6人はこのほか、携帯電話の電源を切ることも拒否し、客室乗務員と激しい口論になったという。別の中国人乗客によると、6人はいずれも2階のファーストクラスの客で、姿は見えなかったが2階から汚い言葉で罵る中年女性の声が聞こえたという。客室乗務員の写真を撮り、ネット上に投稿するなど脅しともとれる発言もしていた。
同機は離陸体制に入っていたが、6人はシートベルトの着用を拒否し、客室乗務員と口論になった、その後、警備員が6人を機内から連れ出し、同機はようやく出発することができたという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)