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日韓の女性作家 朗読会で交流12月15日 20時54分
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日本と韓国の女性作家が互いの作品を読み上げる朗読会が横浜市で開かれ、韓国でも人気の直木賞作家、江國香織さんが参加して、文学を通じて交流しました。
これは財団法人日韓文化交流基金が創立30周年を記念して横浜市の神奈川近代文学館で開きました。
会には『冷静と情熱のあいだ』など、多くの作品が韓国で翻訳されている直木賞作家、江國香織さんが参加し、過去を振り返る女性たちの姿を描いた『号泣する準備はできていた』を一語一語丁寧に読みました。
続いて、韓国の女性作家、チョン・イヒョンさんが、ソウルで実際に起きたデパートの崩落事故をテーマにした作品を韓国語で朗読し、友人を亡くした女性の心情を表現しました。
このあと、トークショーが行われ、江國さんは「韓国語は語尾の響きが日本語に似ていてきれいですね」とか、「実際に起きたことを文学者の視点で描いている」と話し、チョン・イヒョンさんの作品に共感していました。
会場に集まったおよそ200人は、配布された日本語訳を見ながらチョンさんの朗読に聞き入るなど朗読を通じて、日韓それぞれの作品を味わっていました。
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