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「黒子のバスケ」事件 業務妨害で男逮捕12月15日 22時59分
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人気漫画「黒子のバスケ」の作者を中傷する文書などが、関係先に相次いで送りつけられた事件で、警視庁はこのうち去年10月、作者の出身大学の体育館に硫化水素が入った容器などを置いて業務を妨害したとして、大阪市の36歳の男を威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
この事件は、去年10月以降、人気漫画「黒子のバスケ」の作者を中傷する文書などが、作者の出身校や出版社、関連商品を販売するコンビニチェーンなどに相次いで送りつけられたものです。
このうち去年10月には、作者の出身大学の上智大学の体育館に、硫化水素が入った容器や脅迫文が置かれ、警視庁が、防犯カメラの映像を分析するなど捜査を進めていました。
その結果、15日午後、防犯カメラの映像によく似た男が、東京・恵比寿のポストに封筒を投かんしようとしているところを見つけ、事情を聴いたところ、上智大学の事件に関わったことを認めたことなどから、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、大阪・東成区の渡邊博史容疑者(36)で、20通近い脅迫文を持っていたということです。
警視庁によりますと、渡邊容疑者は、作者と接点はないということで、調べに対し、「ごめんなさい。漫画で成功した作者を妬んで、1人でやった」などと容疑を認めているということです。
警視庁は、動機を詳しく調べています。
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