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イエメンで日本人外交官が襲われけが
12月15日 21時22分

イエメンで日本人外交官が襲われけが
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中東イエメンの首都サヌアで、日本時間の15日午後2時ごろ、日本人の外交官が、武装したグループに襲われ、頭などにけがをしました。

中東イエメンにある日本大使館によりますと、首都サヌアで15日朝(日本時間の15日午後2時ごろ)、日本人の外交官が武装したグループに襲われ、刃物で切りつけられました。
この外交官は、大使館に所属する警備担当の30代の男性書記官で、頭などにけがをして、現在、市内の病院で手当を受けていますが、命に別状はないということです。
書記官は、滞在しているホテルから車を運転して、大使館に向かう途中で、突然、タクシーに行く手を阻まれ、その後、銃や刃物などを持ったグループに、車から出されたあと、刃物で切りつけられたということです。
武装したグループは、そのまま車を奪って逃走したということです。
ロイター通信などは、武装グループは、この書記官を誘拐しようとして失敗したと伝えていますが、犯行の目的などは分かっておらず、大使館では、病院に職員を派遣するなどして情報収集を続けています。
イエメンでは、アルカイダ系のイスラム過激派組織や地元の武装勢力による誘拐事件が相次いでおり、2009年にはサヌアの郊外で、JICA=国際協力機構の支援事業に携わる技術者の男性が、銃で武装したグループに連れ去られましたが、8日後に解放されました。

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