アメリカ軍が京都府京丹後市に配備を計画しているミサイル探知の高性能レーダーをめぐり、反対する住民らが市役所の前で抗議しました。 アメリカ軍は北朝鮮の弾道ミサイルなどを探知して追尾できる「Xバンドレーダー」を、京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地に配備しようと計画しています。 計画に反対する住民らは15日、市役所の前で手をつなぎ、「人間の鎖」で抗議の意思を表しました。「京都に米軍の基地はいらない」(参加した住民) レーダーをめぐっては小野寺防衛大臣が先週、東京都内で行った講演で来年中に設置されるとの見通しを明らかにしました。 住民らは「大臣の発言は、特定秘密保護法の成立を待っていたかのようなタイミングだ」と憤っています。 (12/15 17:28)