人生相談のメールが多く来る事は既に書いたと思う。
ニートコンサルの話も公開済である。
ニート=オタクと決まっている訳ではないが、ギーグやその親御さんと話す機会は多い。
(底辺は仕事でゲーセンや劇団や漫画やラノベや出版やエロゲや2chまとめやBL同人誌やコスプレに携わって来たので、相談相手としての資格はそれなりにあるのだろう。)
そして大体、相談の内容も似通っている。
・オタク商売で食っていけるか?
・オタク業界に就職したい。
・オタク人生を歩もうとしている息子(娘)を説得してくれ
主にこの3点か、その派生形が多い。
これらの問いに対する底辺の結論は既に固まっており、回答も決まっている。
今後も発生するであろう、この手の問いに対してテンプレ化した文章を遺しておく。
底辺がオタ関連の人生相談を受けた時は、必ずこの質問を相手にしている。
「げんしけん」と云う中央大学のオタサークルを舞台にした漫画が存在しているのだが、
例え話に便利なので相談者と回答者の意識擦り合せの一環として、視聴をお願いしている。
男オタクと女オタクの両方を掘り下げた稀有な作品なので、どちらの性別の方の相談に応える時も利便がある。
youtubeで「gensiken」と打ち込めばアニメ版も色々投下されているのが解かるだろう。
娯楽作品としても上手く出来ているので一読の価値は十分にあると思う。
さて、ここから本題。
「げんしけん」はスクールカースト最下位のギーグを描いた作品ではなく、
ギーグ内の下位カーストである「消費型オタク」の葛藤を描写した作品である。
これが底辺のこの作品に対する紹介コメントである。
勘の良い方は、底辺がこれから記す趣旨を全て理解出来たと思う。
恐らく、キツい内容になると思うのでブラウザを閉じて欲しい。
「オタク」と云うのはあまりにも幅広い言葉なので、
残念ながら底辺はオタクの人生相談には乗れない。
従って、オタクの人生相談を受ける時は、相手のギーグ内カーストを先に尋ねる。
残酷な事に、大抵の相談はこの時点で結論が出てしまう。
もう続きを書く必要はないだろう。
一口にオタクと言っても、ポジションや能力が細分化(極言すれば階級化)されていて、
貴方は下位カースト内下位カースト民だから、その分苦悩も多いのだ。
ここから更に酷い事を書くので、もうブラウザを閉じて欲しい。
これからキャラ毎に解説していくが、
大前提として貴方は朽木君タイプです。
(貴方が女性であったとしても・・・)
勿論、反論する方も居られると思う。
「僕は(私は)あんなにキモくない」
と。
そういう方も自分で思ってるだけで、貴方の所作は周囲には朽木みたいに映っている。
「朽木」と云うのは、ストーリーの主軸を構成するキャラクターではなく、記号に近いキャラなので、
オタクの痛さとキモさとウザさがデフォルメして表現されている存在である。
(ドラえもんの出木杉秀才がのび太(読者)の対極の記号として作中に登場するようなモノである)
普通の人が貴方を見た時は、多かれ少なかれ朽木に見えている、と云う話。
(女性が「オイイイイ!!」とか言ってる時とかね・・・)
つまり結局、貴方は多かれ少なかれ朽木である。
その朽木の分析から記す。
朽木がキモいのはその幼時性が主因である。
3歳児位であれば可愛い言動でも、大学生の年齢でやられると生理的に拒絶されてしまう。
底辺も幼稚な人間なので、
「自分は所詮『朽木』である。 周囲にそれ故の不快感を与えないようにしよう。」
と戒めてはいる。
男でも女でも年齢相応の事が出来ていない人間が嫌悪されたり蔑視されたりするのは当然である。
朽木タイプに贈る言葉は、
「年齢相応を心掛けよう」
これ以外に底辺から出来る忠告はない。
朽木はオタサークルでも疎外されている。
例え、そこがオタサークルであったとしても、そこは社会なのだから社会性は求められるのです。
「社会に適応出来ないから、オタ業界に入ります。」
と主張する方にどうしても底辺から伝えておきたいことは、オタ業界もまた社会である。
と云う厳然たる事実である。
オタクは2種類に大別される。
生産者と消費者である。
生産者は消費もするが、消費者は生産出来ない。
この時点で暗黙裡にカーストは決定していると思う。
げんしけん(現代視覚文化研究会)は漫研の様に「漫画を生産出来る人」の集まりではない。
消費者型オタクの為のサークルである。
この漫研と現視研の違いは作内でさり気無くも執拗に描写される。
後述する原口は現視研を「中途半端な連中」と呼んで、「中途半端ではない」漫研にシフトする。
田中は(漫研ではないが)アニメ研究会でコスプレの予算が与えられなかった為に現視研に入会する。
荻上は漫研を「ドロップアウト」して現視研に入会する。
大学内での日陰ポジションがオタサークル加入者であり、
オタサークルの中でも二軍的なポジションが現視研である。
そして、その現視研の中でも生産能力の乏しい人間の葛藤が本作で描かれる。
極言すれば下層カーストの更に最底辺を描写しているのだ。
極めて残酷な作品だと思う。
世のオタクが大抵、現視研的なオタ具合(生産能力が乏しい)なので、この作品は人気が出たのだと思う。
(余程のヒット作でなければ、アニメ3期+OVAは制作されない。 しかも原作がアフタヌーン。)
げんしけんは、消費者型のオタクである笹原の入部から物語は始まる。
実質上、この笹原の大学入学から就職までを中心に「げんしけん」のストーリーは展開する。
ストーリーの主軸は笹原を始めとする、消費型オタク達の葛藤が描かれる。
【原口】
極めて少ない登場回数(全9巻中の僅か5場面)と反比例する極めて強いインパクトを持つキャラクターである。
同人ゴロで、現視研を「中途半端な連中」と公然と蔑む。
アニ研・漫研・現視研を掛けもちしており、積極的な同人ゴロ活動を行っている。
これは原口が漫画を自力で作れない事を意味する。
(口が立ち過ぎる人間は手が動かないケースが多々ある)
原口が現視研に投げ掛ける悪罵を
「原口の無意識的な自分自身への評価」
と捉えると、この人物が良く解る。
中途半端な連中。
現視研だもんねー。
これが原口の無意識化における自分自身への評価だとすれば、
彼の同人ゴロ活動は極めて彼自身にとって正当な行動であったと分析する。
オタク業界が好き ⇔ でもスキルはない
この相反する自分に整合性を与えるには、能動的なコネクターとなるしかなかったであろう。
げんしけんは「大学」と云う非営利組織を舞台とした作品なので、営利活動者の原口への反発は大きい。
だが、これが社会が舞台の活動ならどうであろうか?
会社に入れば原口みたいな先輩・上司なんてザラであるし、
(原口は基本的にいい上司だと思うよ。 底辺が会社員に戻るならこう云う人間の下で働きたい)
彼の様な企画立案能力や積極性を持つ人間が存在しなければ、組織は回らないだろう。
主人公や斑目は原口を嫌悪し苦笑しながらも、就活で原口的な現実に突き当たる。
物語中盤でサークルリーダー・笹原は健全なるアマチュア精神から原口を拒絶し、サークル内での株を上げる。
だが皮肉な事に、物語終盤で就活生・笹原はそのアマチュア精神から全ての企業に拒絶される。
社会はオタクにせめてもの原口性を求めていたのだ。
主人公の笹原は、就活時に容赦無く原口性の欠如を糾弾される。
社会とオタク性の整合はどう取るのか?
と云う回答の一つがそのまま原口である。
原口が嫌われるのは、彼の在り方が「現実」そのものであるからだ。
底辺が幾人かの相談者に贈った回答の一つに、
「それで生計立てるって、多かれ少なかれげんしけんの原口になるって事だよ」
と云う回答がある。
【斑目】
原口は一期下の下級生と絡む時には、必ず斑目に対して話し掛ける。
斑目がリーダー格だから?
斑目がコミュ力あるから?
斑目が細身で威圧し易いから?
仮説は色々立てられるが、一番の理由は原口と斑目が波長の近い同類だからだろう。
生産性のない評論家気質と云う事で。
非生産系オタクの系譜としては原口→斑目と連なっているのだ。
田中は服飾製作能力がある。
それも相当レベルが高いと思われる描写が各所にある。
(量産能力や女性の採寸を目測で済ませる異能が描写されている)
久我山は漫画が描ける。
スキャナもフォトショップも持っている。
最終的に同人誌を描き切る能力があった。
斑目は何も出来ない。
皆が楽しんで作っていたプラモ製作も作れないので参加していなかった。
そして、女も出来ない。
「つるぺた好き」「3次元には興味ない」と言いつつ、春日部を意識してしまう。
勿論、春日部は高坂にしか目が行っていない。
問題は、春日部と高坂はコミュニケーションの噛み合っていない描写ばかりされていた反面、
春日部と斑目は会話が見事に噛み合い続けた点である。
(現視研の部室は、発信性の強いこの二人の会話がメインで描かれている程である。)
斑目は高坂以上に春日部との意思疎通が出来ているにも関わらず、異性として全く相手にされていない。
何より、高坂と春日部を結びつけたのが斑目である。
「チューしてやれ高坂」と冗談交じりで焚き付けたら、本当に高坂と春日部がチューして付き合ってしまう。
斑目にとって残酷な事に、これは当時の斑目が嵌ってたエロゲのモブの役割である。
そして斑目は水道会社の営業職として就職し、2年で退職する。
この妙なリアリティからか、斑目は主人公の笹原以上の読者人気を誇る。
それが判官贔屓であり自己投影である事を差し引いても、魅力的な内面描写であったと思う。
大抵の消費系オタクが自分自身と折り合いを付けて不器用ながらも社会化していく過程を体現したのが斑目なんだと思う。
底辺に相談してくる人の現状のうち、半分が斑目タイプで半分が久我山タイプである。
【笹原】
本作の主人公である。
大学と云う空間を描いた作品なので先輩・後輩に挟まれて主人公の彼が系譜の中央に位置する。
げんしけんをポジティブに解説すれば、
引っ込み思案な隠れオタクが大学入学を期にオタク仲間を作り、
サークル会長となって企画を成功させ、
彼女をゲットし、
オタク業界への就職を成功させる物語である。
このように、リアルな描写で定評のある本作において、ファンタジー部分を担うのが笹原である。
「ファンタジー部分は高坂ではないか?」
と疑問を発する方も居られるかも知れないが、寧ろ高坂は弱者に突きつけられる現実そのものである。
同じ事をやらせても優者と劣者ではこうも違って来るのか、と。
笹原は主人公補正なので、消費系のオタクが将来を考える場合は参考にしない方がいい。
何度も念を押しておくが、あれはファンタジーである。
【沢崎】
作中では登場回数が極端に少なく、ゲストキャラ的存在。
朽木の同期と言えば思い出される方も居られるだろうか・・・
とにかく、本作で最も残酷な仕打ちを受けるキャラクターである。
アニメ版での扱いは一点の救済もなく、特に一期の第七話は丸々沢崎弄りの回であった。
(こう云うキョロ充タイプが嫌いな人種が集まってアニメ制作に携わっているのだから、彼が執拗なまでに恰好悪く描写されるのも致し方ない)
ミュータントの朽木は置いておくとして、げんしけんの非生産オタクの系譜は笹原→沢崎とバトンタッチされる筈であった。
御存じの通り、沢崎は現視研に仮入部して新歓コンパに参加するもストーリーに加われなかった。
前述の朽木と併せて沢崎も嫌悪されるタイプの言動をとった為、彼らは春日部に排除される。
春日部は「現視研を潰す為に二人に嫌がらせをした」と作中で語っているが、
彼女がこの二人を排除した事で現視研の牧歌的な雰囲気が護られている。
斑目・久我山・田中・大野・高坂・笹原は温厚で気のいい連中で、その中に朽木・沢崎を混ぜればサークルの雰囲気は確実に悪化していただろう。
原口・沢崎と「現視研」に足を踏み入れながらも「げんしけん」に入れなかった二人に共通する事は、
組織にとって明らかに有害な存在であったからだと思う。
朽木は幼時性と非社会性を、沢崎は攻撃性と異性への下心が意識して属性付加されているキャラクターであった。
沢崎(特にアニメ版)は、「自分はオタクとは違う」アピールしながらも結局はオタクで、
当時の格ゲー界で一番オタ臭い作品(腐女子が沸いてた。後、鰤厨)であったギルティギアに造詣が深く、
しかも持ちキャラに蔵土縁紗夢を選ぶと云う痛さも無自覚である。
大学デビューと云う目的を「格ゲー勝負」と云う土俵に乗せられたと同時に忘れているあたりが微笑ましい。
非オタアピールしたいなら、オタ遊び(この場合は格ゲー)でムキになるべきではない。
アニメ版沢崎は漫研の悪口も言ってて
「ここだけの話、漫研行ったんスけど、死ねって感じのデブスばっか。」
と云う発言もしている。
世代的に或いは薮崎(後に現視研と接近する)を指した悪罵だったのかも知れない。
オタコミュに入りたい人間がオタクの悪口言ってどうなるのだろうか?
沢崎から読者が学ぶべき事は、自己を客観視する事の重要性であろう。
【矢島】
そして心無い者に
「死ねって感じのデブス。」
とすら表現されるであろう者に物語のバトンが引き継がれる。
矢島は厳密には「げんしけん」の登場キャラではなく、続編の「げんしけん二代目」の登場キャラ。
コンプレックスに関するモノローグが最も濃密に描かれているキャラクターである。
「げんしけん二代目」は女オタクの物語を女装男子の波戸と「二代目現視研会長」の斑目を通して描写した作品なのだが、
矢島は最もリアリティのある女オタとして描かれる。
初代げんしけん時代から読者に指摘され続けていた事だが、
「オタサークルに美人ばっかり集まる訳がない! 現実はピザ眼鏡ばっかりだろ!」
と云う叫びに応えたのが矢島である。
彼女が男オタに突き付けられた現実なのか、女オタに突き付けられた現実なのかまでは解かり兼ねるが、
初代では重視されてなかった「容姿」が女子比率の高まった二代目ではクローズアップされる。
男が出来て垢抜けた大野と荻上、明るく小奇麗な今時の女オタクの吉武と比較される形で矢島は描写される。
美貌の女装男子で絵まで上手な波戸と自分を比較して勝手にコンプレックスを感じ、そんな自分を発見して自己嫌悪。
おまけに酷い事に矢島は絵が描けない。
救いの乏しい話である。
現実は得てして救いがない。
矢島についてのコメントは差し控える。
この文章を書いている時点(2013年9月)では物語がまだ連載であるからだ。
オタク業界で食べていく、オタク商売を営んでいく事が何を意味するかと言えば、
「その場合の貴方を待つものは、ギーグ内におけるヒエラルキー闘争である」
と云う事である。
通常の社会活動と何ら変わらない。
底辺がいつも相談者の将来について危惧してしまうのは、
「世の中にはオタク(ギーグ)と云う階層・世界が存在し、オタク業界に入ればその仲間として迎え入れられる」
と云う漠然とした幻想を抱いている相談者と出逢ってしまった時である。
残念だが、世界は漫画の様に優しくはない。
そして何より、業界に対してシビアな認識を持てていない事実が既に、
ギーグ内ヒエラルキーの低位者である事の証左なのではないだろうか?
人気業界で就労するには人気コストが掛かる。
人気業界とは、究極のレッドオーシャンであるからである。
クリエイティブな業界は理路上椅子取りゲームにはなりにくい筈ではあるのだが、
(パイを増やせば良いだろう? 貴方はクリエイティブなのだから。)
これだけ参加希望者が増えてしまうと、どうしてもパイの奪い合いの様相を呈してくる。
(創造性を業界益の拡張に使える人材が少なすぎる気がするので、底辺が一肌脱いでおく。)
そして貴方は高坂と競合させられる。
貴方自身が高坂ならば、底辺のコンサルは実務的な提案や企画営業の代行となるのだが、
貴方が原口~矢島の系譜に連なる者であるにも関わらず、その自覚すらなかったとしたら、
そこから話を始めなくてはならない。
何度も同じ内容の話をしたくないので、今回この様に記事に纏めてみる事にした。
以降、お互いにとっての時間の節約になる事は確かなので、この作業は実に有意義であったと考える。
この記事を読んだからと言って、真に受けて落ち込まないで欲しい。
大抵の人間には才覚も資格も備わっていないのだから。
だが貴方が無力な自分自身を知った上で無慈悲な現実に抗い、貴方の理想を創ろうとするならば、
それこそが神明の黎明であると底辺は確信する。
恥じる事も悔いる事もなく貴方のベスト尽くして欲しい。
必ずや、貴方を知らんとする者が貴方を知る事であろう。
ココニイル
ガンダムの人が「消費するだけのオタクはオタクじゃない」と言っていましたがアレはギーク内の下位層を上位層が見下してる行為だったのですね。
はぁー、御大も人が悪い。そもそも御大のZガンダムは面白くなかった。キャラクター同士のやり取りに盛り上がりがないし、ストーリーにしたってあの救いようのない鬱エンドを見たら誰もがそう思うだろう。ZZも序盤は面白そうだったんだけど、後半は面白くなかったような。こっちはストーリーすら憶えてない。(序盤だけ憶えてる)
↑こういうことを書くから消費するだけのオタクは嫌われるんだろうか?
「産みの苦労を知らん奴が何言ってるんだ」と思われているんだろうなぁ。
2013年9月15日 9:11 PM | 匿名 |
分かり易い説明だ、ところで底辺はこの後、
「ギーク内ヒエラルキー闘争」に身を投じるより、自分で何かを生み出せとアドバイスするのかな?
2013年9月15日 9:39 PM | 匿名 |
自分の場合、クリエイターにはなれなかったんでサポーターとしての役回りでしたね。
他のクリエイターのモチベーション喚起や
作品の商品化について一席うったのが懐かしい。
あれはあれで面白かったなぁ。
2013年9月15日 9:53 PM | 1000$ |
俺は底辺こそ高坂だと思うんだが
2013年9月15日 10:54 PM | 匿名 |
実際にこの手のサークルにおりますので読んでおりませんが共感できる部分があります。
底辺さまが指摘されます現視研におけるイベントや悲喜こもごもは大方経験しております。実際、サークルOBの就職活動も見事に上下が大きく分かれまして、記事内で指摘されておりますとおりです。
私自身も社会性がないので究極のオタク活動である人文学系博士課程進学をしてしまったので、もしかしたらお仕事を依頼するやもしれません。その際はどうかよろしくお願い申し上げます。
2013年9月16日 12:04 PM | シロナガス |
9:11様へ
生産者は勝手に生産しているだけなので、批判し続けても構わないと思いますよ。
批判も含めて創造の対価ですので。
9:39様へ
下は下なりに弁えるのがライフハックだと思うのです。
荻上なんかは明らかにサークルの輪を破壊するレベルのコミュ障でしたが、漫画が描ける上に男子メインサークル内女子だったから保護されてましたよね?
あれ、能力のない男があんな態度取ってたら叩き出されていたと思うんです。
荻上も漫研では、周囲も漫画描ける・女子が多い、とアドバンテージが無かったので保護されなかった訳で。
まずは、客観的に自分の値段を精査してみましょう。
と云うことです。
1000$様へ
素晴らしい体験をされたと思います。
ああ云う縁の下なら何度やってもいいですね。
10:54様へ
そんないいものではないです。
シロナガス様へ
茨の道を選ばれましたね。
院は大変だとは思いますが、どうか頑張って下さい。
相談も気軽にメールして下されば結構ですので。
2013年9月16日 6:33 PM | teihen |
オタク業界はレッド・オーシャンというのはおっしゃる通りだと思いますね。こういう業界だと、制作者がかなりのブランド力を持っていないと、買いたたかれますし(例として、ソシャゲーのイラストとか)。
底辺さんは、レッド・オーシャンのオタク業界で、下層の人間が利益を上げていくには、具体的にどういう戦術があると思います?
2013年9月16日 11:05 PM | あしや |
商品を生産する能力か、生産された商品を売る能力が必要とされていると
2013年9月17日 1:04 AM | 名無し |
すいません。
俺は底辺君のファンで、このブログも初期から読ませてもらってるんですけど。
>底辺は仕事でゲーセンや劇団や漫画やラノベや出版やエロゲや2chまとめやBL同人誌やコスプレに携わって来たので、相談相手としての資格はそれなりにあるのだろう。
とゆう部分がどうしても信じられないです。
劇団に入っていた時期もあっていそがしかったんで、そんなに色々できるのかな。って思いました。
底辺君が嘘ついてるとかそういうのじゃなくて。
一人でそんなに何でもできるのかなって思ったんで書き込ませてもらいました。
気を悪くされたならこのコメけしてください。
これからもファンとして応援させてもらいます。
2013年9月17日 11:09 AM | 匿名 |
あしや様へ
ヤクザ業界で喧嘩が弱く臆病な人間が頭角を現すよりも難しいと思います。
何故なら、ヤクザに憧れる若者よりも漫画家に憧れる若者の方が絶対数が多いので、
今後益々の競争激化が予想されるからです。
オタクスキルがないけれどもオタク業界に絡みたい方は、直接自分がその業界で従事するよりも、周辺的な業界でサポート能力・マネージメント能力を身に付けて、若い才能の補佐をするべきでしょう。
1:04様へ
両方あれば好ましいのですが・・・
少なくとも私には生み出す能もなければ、売る才もありません。
ですから妥協して、「商品」ではなく「作品」を生み出し売っています。
11:09様へ
どれかに成功していれば、全てをやる時間はなかったのでしょうが、
上記の大抵で失敗してますからね。
社会人生活の前半でトライアンドエラーを人よりも多く経験したので、
この歳になってスムーズに新規案件に挑戦することが可能になっているのではないでしょうか?
応援感謝致します
2013年9月17日 8:58 PM | teihen |
知人のオタクが本屋の店員やってるんですけど、オタクだってことは周囲に漏れてて、店長みずから「こんな本入荷したよ」ってその人の趣味に合いそうな本を教えてくれるんだそうです。
店員同士でオタクな話も多少できるんだとか。(別に、オタク本を中心に扱ってる店ではなく)
クリエイティブな才能なくても、濃いオタクな人は自分を隠さなくていい環境、似た者同士が多い環境に就労できたら幸せなのかもしれない、と思います。
そういう職種や業界をピックアップできたらいいのかもしれないですよね。
もちろん社会性はどこにいっても必要だけど、リア充にかこまれて就労するのと、周囲が「げんしけんメンバー」のような人たちの中で就労するのでは適応の難易度がちがうんじゃないかと。
2013年9月17日 9:27 PM | 匿名 |
オタク社会も原始共産主義のような牧歌的なものでもないんですね。
オタクにも格があるようです。
人が3人も集まれば格付けも派閥もできちゃうわけですなぁオタクだろうとなんだろうと
今回の底辺さんのエントリから「オタク社会でどうやって食っていくか」よりも「もっとワリのいいブルーオーション探せ」をメッセージとして勝手に受け取ります。
なんとか提供者が3人もいないようなマイナーなニーズを掘り当てたいなぁw
実はくっだらないアイデアあるんですが今度聞いてくれますか?
2013年9月18日 1:44 AM | HTHN |
>HTHNさん
>人が3人も集まれば格付けも派閥もできちゃうわけですなぁオタクだろうとなんだろうと
オタクはその傾向が顕著だと思いますよ。自己顕示欲の塊ですから。
2013年9月18日 1:54 AM | 匿名 |
まさかの沢崎ww
大学時代の黒歴史で自分が沢崎型でした。
げんしけん読むたびにトラウマが発動してたので、今回の記事はえぐられながら読んでました
ぶっちゃけ今でも泣きそうになります
2013年9月18日 1:50 PM | 匿名 |
9:27様へ
確かに自分と似た層の中で仕事をする方が円滑な生活が見込めそうですね。
各々が親和性のある業界に入れればいいと思います。
HTTN様へ
くだらないアイデア専門家として相談に乗らせて貰いますよ。
気兼ねなくメールして頂いて結構ですので。
御都合の宜しい時にでもお声掛け下さい。
1:54様へ
ですよね。
多かれ少なかれ、御大とかパヤオを小さくしたのが今の日本オタクですから・・・
1:50様へ
沢崎は初読から気になっていたんです。
「最も読者が望まないであろうキャラ」がクローズアップされた形で登場したので。
トラウマに触れてしまったようで申し訳ありません。
「自分の客観視」と云う今回のテーマに最も合致した存在が沢崎だったので、
この部分が皆さんのお役に立てば(例え口に苦い良薬であったとしても)、記事を作成した意義があったと思います
2013年9月19日 10:43 AM | teihen |
僕はげんしけん読んでた時エロ目線でしか見てませんでした。
同じ漫画読んでてこうも違うとは!
就活失敗するわけだぜwww
2013年9月23日 1:48 PM | 匿名 |
げんしけんをそういう風に見るのも面白いね!
リアルのことをを作品で解説してくれて視野が広がったと思う
俺もうまくいけば来年大学に行くのでオタサークル入るにしろどのサークル入るにしろ偏見を持たないでみんなと仲良くできるようにします
2013年10月1日 4:02 PM | 匿名 |
ギーグってなに?Geekじゃないの?
そしてその言葉にあんまりネガティブなイメージでのオタクって意味はないけどなあ。
2013年12月15日 3:56 PM | 匿名 |
この場合ギークっつーよりはナードの方が適当だと思う。
2013年12月15日 4:01 PM | 匿名 |
ギーグってgeekのことか?
2013年12月15日 4:02 PM | 匿名 |
ギーグの逆襲
2013年12月15日 4:22 PM | 匿名 |