放火 数十件以上か 沼津署逮捕の容疑者の男
沼津市北西部や清水町などで相次いでいる連続放火事件で、農機具小屋に火を付けたとして非現住建造物等放火の疑いで逮捕された清水町八幡無職色本健一容疑者(28)が二十八日までの沼津署の調べに対し、「日頃のうっぷんを晴らすためにやった」と供述していることが分かった。
同署は色本容疑者による反抗が数十件に上る可能性もあるとみて、裏付け操作を進めている。
沼津署の調べでは、色本容疑者は犯行の移動手段として自転車を使用していたとみられる。同署には火災現場周辺で自転車に乗る不審人物の目撃情報がよせられていたほか、二十七日夜に沼津支中沢田で張り込み中の同署員が色本容疑者に職務質問した際にも自転車に乗っていた。
ライターや消防無線を受信できる無線機も携帯していた。
沼津市内では昨年、不審火とみられる火災が七十件発生。また昨年十一月末からは函南町、今年に入ってからは伊豆の国市や清水町でもわら束や倉庫などを焼く火災が相次ぎ、同署や三島署が警戒を強めていた。
《2009.01.28静岡新聞より抜粋》
投稿者 staff : 2009年01月29日 13:07
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