大阪市議会:維新が議長ポスト失う 自民候補で3会派合意
毎日新聞 2013年12月13日 21時25分(最終更新 12月13日 21時54分)
大阪市議会の公明、自民、民主系の3会派は13日、17日の議長選の候補を自民から選ぶことで合意した。3会派は過半数を握っており、第1会派の大阪維新の会は2011年5月から3期続く議長ポストを失う。自民は16日の市議団総会で候補者を決める。
維新の美延映夫議長は政治資金パーティーで市立高校の吹奏楽部が演奏した問題で不信任決議が可決され、今月14日に辞職する。維新は今回も議長獲得を目指したが、3会派が「市政を混乱させた維新に任せられない」と自民から選ぶことで一致した。市議会議長は、大阪都構想の制度設計をする法定協議会の副会長も務めており、今後の議論に影響する可能性がある。【茶谷亮、山下貴史】