【南宏美】サッカーJ1で連覇を果たしたサンフレッチェ広島の選手らが14日、広島市中区の旧広島市民球場跡地で優勝報告会を開いた。約1万3千人(主催者発表)のサポーターが集まり、健闘をたたえた。

 「日本一だよー!」「おめでとう」といったメッセージを掲げたサポーターたちを前に、森保一監督は「苦しく厳しいシーズンだった。けが人が多く出たり勝てなかったりした時期もあった。支えてくれたのは皆さんの応援だった」と感謝した。

 佐藤寿人主将は終了後、報道陣に「広島市の中心にサッカー専用スタジアムがあって、地元の人たちが喜びや感動を分かち合えたら素晴らしい」と語り、「そのためには自分たちが結果を出し続けなければいけない」と意気込んだ。

 関西から報告会に来た40代の女性は「連覇を最後まで信じていた。感動をありがとうと言いたい」と話した。