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【プロ野球】

稼頭央 来季は「カメハメハ」

2013年12月15日 紙面から

松井稼(奥)の指導を受けた岡島(右)が西田に「カメハメハ」の試し撃ち=ホノルルで(井上学撮影)

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 【ホノルル(米ハワイ州)井上学】楽天の松井稼頭央内野手(38)が13日(日本時間14日)、打点を挙げた打者などが手のひらをベンチに向けて突き出す「BURN!」に続く決めポーズについて言及。現時点の最有力候補は、ハワイの象徴からヒントを得た「カメハメハ」だ。

 若手選手らがワイキキビーチに飛び込む様子を眺めながら、チームリーダーは思い悩んでいた。昨年夏ごろに自らがメジャーから輸入した「BURN!」は定着し、3月の侍ジャパンでも採用された。しかし、ファンを飽きさせないためには新たなアイデアも必要だと痛感していた。

 「『BURN!』は、完全に独り立ちした感じがするね。オレの手を離れたよ。またファンに楽しんでもらえるようなものを考えたい」。そこで頭に浮かんだのが、球団初の優勝旅行地となったハワイの元国王も連想させる「カメハメハ」だった。

 パフォーマンスは人気漫画「ドラゴンボール」で、主人公の孫悟空が必殺技として有名な「かめはめ波」から拝借。「オレ、ドラゴンボールが大好きやったんよ。ファンのみなさんには、最後の『ハ!』を大声で叫んでもらうっていうのも良いね」。そう話すと、ウンウンとうなずいた。

 思い立ったらすぐに実行。ビーチで近くにいた岡島を捕まえ、試し撃ちを指令し、その出来栄えに満足そうな笑みを浮かべた。「いろいろと考えていくけど、とにかく来年も球場が盛り上がるといいね」。チーム全体を考えるその姿は、チームリーダーそのものだった。

 

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