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事件
岩手県警警察官を酒気帯び運転の現行犯で逮捕
2013.12.13 06:46
岩手県警盛岡西署は12日深夜、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、盛岡市緑が丘の同県警本部警備部の機動隊小隊長、千葉誠容疑者(36)を逮捕した。千葉容疑者は「酒を飲んで運転した。同署によると、申し訳ない」などと容疑を認めている。
同署の調べでは、千葉容疑者は12日午後10時50分ごろ、同市厨川の市道で、酒気を帯びた状態で自家用車を運転した疑いが持たれているという。
千葉容疑者の車は雪が押し固められた状態の路面でスリップし、右側のガードロープに衝突。その後、道路を挟み反対側の市営アパート駐車場のフェンスを突き破り、止まっていた乗用車にぶつかって停止した。乗用車の持ち主の女性が110番通報し、駆けつけた同署員の検査で呼気からアルコールが検出された。
同署によると、千葉容疑者は帰宅後、自宅で焼酎の水割りを数杯を飲んだ後、数キロ離れた入浴施設に向かったとみられる。
岩手県警で警察官による飲酒運転は今年3件目。11日には免許の更新を怠り、失効中にパトカーを運転した巡査が懲戒処分を受けたばかりだった。13日から歳末警戒を開始する矢先の不祥事となった。
県警の西野悟首席監察官は「交通死亡事故抑止に向け対策を推進している中、極めて遺憾で県民の皆様に深くおわび申し上げる。速やかに捜査と調査を行い、厳正に処分する」とコメントしている。
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