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中学女子4人に1人が体育以外運動ゼロ12月15日 7時0分
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文部科学省が全国の小中学生の運動習慣などについて調べたところ、女子中学生の4人に1人は体育の授業以外は全く運動していないことが分かりました。
この調査は文部科学省が平成20年度から行っているもので、今年度は4年ぶりに全国すべての小学5年生と中学2年生が対象となり、およそ211万人が参加しました。
この中で、体育の授業を除く1週間の運動時間を尋ねたところ、「60分未満」という児童生徒は男子小学生で9%、女子小学生で21%でしたが、女子中学生では30%を占めました。
このうち「運動時間が0分」と答えた女子中学生は80%に上り、計算すると4人に1人は体育の授業以外は全く運動していないことが分かりました。
もっとスポーツをするための条件は複数回答で▽「好きな種目やできそうな種目があれば」が77%で最も多く▽「友達と一緒にできたら」が54%▽「自分のペースで運動できたら」が44%などとなっています。
スポーツ統計学が専門で、調査結果を分析した筑波大学の西嶋尚彦教授は「ハイキングや縄跳びなど競技的ではない運動であれば女子も参加すると考えられ、体を動かすことが楽しいと思える活動を授業などに取り入れていくことが必要だ」と話しています。
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