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損保ジャパン 英保険会社買収へ12月15日 4時42分
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国内の損害保険事業が伸び悩むなか、業界大手の「損保ジャパン」は海外事業を拡大するため、イギリスの中堅の保険会社をおよそ1000億円で買収する方針を固めました。
関係者によりますと、「損保ジャパン」はイギリスの中堅の損害保険会社「キャノピアス」のすべての株式をおよそ1000億円で買収する方針を固めました。
「キャノピアス」の株式を保有する経営陣などと最終的な調整を進めていて、早ければ今週中にも合意する見通しで、損保ジャパンとしてはこれまでで最大規模の買収となります。
今回の買収は、少子高齢化で主力の自動車保険の採算が悪化するなど国内の損害保険事業が伸び悩むなか、海外で収益を拡大するのが狙いで、主にヨーロッパやアメリカで企業向けの火災保険や海上保険の販売を強化する方針です。
損害保険業界では、「東京海上」がアメリカの保険会社を買収するなど、買収によって海外事業を強化する動きが相次いでいます。
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