【オリックス】森脇監督ゾッコン　ドラ１吉田一は美肌王子

新入団会見であいさつする吉田一（左）を見つめる森脇監督

　オリックスは１４日、大阪市内のホテルで新人選手の入団発表を行った。森脇浩司監督（５２）は、ドラフト１位の吉田一将投手（２４）＝ＪＲ東日本＝のツルツル肌と強心臓を大絶賛。背番号１４のユニホームに袖を通した１９１センチの長身右腕のルックス、実力に二重丸をつけた。

　将来のエース候補に森脇監督は、ぞっこんだった。会見中、まじまじとドラ１右腕の顔を見つめると、「それにしても吉田の肌は若々しい。羨ましい限り」と褒めちぎった。急なフリに隣に座っていた吉田一も「まさかそこを褒められるとは。ボケたりしない人だと思っていたので」と、思わず苦笑い。肌の手入れには化粧水を使う程度だが、生まれ持った美肌で指揮官のハートを早くもゲットした。

　もちろん外見だけではない。吉田一は対戦したい打者にアマ時代に経験のない外国人選手を指名。中でもオリックスを退団し、ソフトバンクに移籍濃厚な李大浩に対しては「ビビっていたらダメ。際どいコースをついていく」と、強気の内角攻めを宣言。森脇監督も心強い言動に何度もうなずいていた。

森脇監督（中央）とポーズをとる新入団選手９人。左上から時計回りに東弘明、柴田健斗、吉田雄人、奥浪鏡、大山暁史、園部聡、東明大貴、吉田一将、若月健矢

　すでに来春の沖縄・宮古島キャンプの１軍帯同を確約し、開幕ローテ入りを計算している。「大きな責任を感じて（指導に）力を注いでいきたい」。社会人ＮＯ１右腕に対する期待は高まるばかりだ。