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【ホノルル(米ハワイ州)13日】巨人・阿部慎之助捕手(34)が、当地で自主トレ中の西武・菊池雄星投手(22)と初対面し、異例の実技指導を行った。ホノルル市内のカピオラニ公園でキャッチボール中の左腕に、沢村にも指導したことのある「変化球練習法」を伝授した。雄星にとって阿部は憧れの存在。意外な場所での夢コラボが実現した。
他球団の選手であろうが、阿部には関係ない。それが“金の卵”であれば、なおさらだ。ダイヤモンドヘッドが間近に見えるカピオラニ公園の端っこで、菊池がキャッチボールを行っていた。2日続けて市内をランニング中だった慎之助が、いったん中断して近づく。人見知りな男が自らあいさつ。すぐに野球の話になった。
阿部「シーズン中、どこか悪かったの?」
菊池「変化球が入らなくて、勝負球に真っすぐを投げて打たれるケースが多かったです」
阿部「俺にも打たれていたな」(6月3日に西武Dで中犠飛と右越えソロ)
笑いを交えた初トーク。緊張気味の左腕に対し、阿部はすぐ実技指導に移った。過去に中日・森繁和ヘッドコーチから教わった「変化球練習法」だ。遠投の中で、変化球を投げることを勧め「自分がどの感覚で、どんなふうに投げられて、どこでリリースすれば良いかを養えるよ」と伝えた。同じように変化球の制球に苦しんだチームメートの沢村にも、同じ指導をしたことがある。
実は、前日(12日)にも、同公園内で自主トレ中の雄星を遠めから見ていた。右足を踏み出した際の“タメ”が足らない点など「あれだけ速い真っすぐを投げられるのにもったいない」と気にかけていた。左腕が09年オフに西武に入団した頃、「いくら甲子園ですごい実績を挙げても、プロは別。いい方向に成長してほしいね」と陰ながら応援していた。6分ほどの対面で、飛躍のきっかけをつかんでほしかったようだ。
「キャッチャーだけでも大変なのに、打撃もものすごい。肩も強いし」と尊敬のまなざしで見てきた雄星にとっては夢のような時間だった。阿部は「いずれすごい投手になるだろうね」と素材にほれ込んだ様子だった。
(2013年12月15日06時05分 スポーツ報知)
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