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【芸能・社会】

三浦翔平 バンドは快感 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で劇中結成

2013年12月14日 紙面から

俳優として飛躍を目指す三浦翔平=東京都内で(石井裕之撮影)

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 きょう14日公開の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(小泉徳宏監督)で、絶大な人気を誇る4人組バンド「CRUDE PLAY」(通称クリプレ)のギター&ボーカル・坂口瞬役を演じた俳優の三浦翔平(25)が、本紙のインタビューに応じ、作品の見どころを語ってくれた。クリプレは映画を飛び出し、現実の世界でも劇中歌「サヨナラの準備は、もうできていた」(11月27日発売)でCDデビュー。三浦はクリプレの活動継続への意欲ものぞかせながら、来年へ向け、さらなる飛躍を誓った。

 新たな世界が広がった。劇中のバンドが現実の世界へ。多くのファンを前にして歌うことは、かつてない快感だった。

 「歌の世界はあんまり興味なかった。大してうまい方だとも思っていないので。ただ、役者だけやっていたらできなかったことなのでうれしい。貴重な体験でしたね」

 「サヨナラ−」を作詞作曲した音楽プロデューサーの亀田誠治さんは、三浦を「不安定な声の中にセクシーな成分がある」と分析している。

 「亀田さんにそう言っていただけてうれしいです。この歌は映画にすごく深く関わってくる歌。ぜひ歌詞に注目して下さい!!」

 クリプレのメンバーは、三浦のほか、ギターの水田航生(22)、ドラムの浅香航大(21)、ベースの窪田正孝(25)の4人。全員がそれぞれの楽器を特訓した。

 「ギターは学生時代に少しやっていたので、空き時間を見つけて練習してました。むしろ、ボイストレーニングがメーン。おかげさまで声がかれなくなりました。発声を練習するので、今後舞台などに生かせそうですね」

 だがCDデビューを果たしたにもかかわらず、クリプレの映画公開後の活動は未定だ。

 「映画が終わったら解散ですよ、きっと。(4人とも)事務所が違うし、大人の事情もある。でも、せっかくですから続いてほしいと思います。映画がヒットすれば、続編があるかもしれないですしね」

 三浦は今回、プライベートでも仲の良い主演の佐藤健(24)と共演できたことが大きな刺激につながったとも明かす。自身が演じている坂口瞬の魅力を尋ねると、得意顔でこう答えた。

 「人気バンドのボーカルなのでキラキラしてるのに、重圧を背負っていて悲しい。その二面性を見て下さい。軽いようで真面目。まさに三浦翔平です!!」

 来年1月からは、芦田愛菜(9)主演の日本テレビ系新ドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)に出演する。舞台となる児童養護施設の職員役で、とある事件から話すことをやめてしまった青年という難しい役どころだ。

 「チャラチャラした役はもういいだろうと。2014年は難しい役をどんどんやっていく『挑戦』の年にしたいと思います!!」 (江川悠)

 ●三浦翔平(みうら・しょうへい) 1988(昭和63)年6月3日生まれ、東京都出身。身長181センチ。07年「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を同時受賞。08年、日本テレビ系ドラマ「ごくせん 第3シリーズ」で俳優デビューした。11年には映画「THE LAST MESSAGE 海猿」で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。市原隼人、えなりかずき、武田鉄矢らのモノマネが得意。

 

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