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【格闘技】

JBCが亀田ジムに最後通告 来週中に聴取日程調整せよ

2013年12月14日 紙面から

 IBF世界スーパーフライ級王者亀田大毅(24)=亀田=がIBF・WBAの王座統一戦(3日)で負けても王座を保持している問題で、JBCは13日、亀田側が来週中に事情聴取日程を調整しなければ、処分を含めた対応を取ることを明らかにした。

 JBC関係者が不快感をあらわにした。「11日に日程調整しましょうというメールをいただいて以来、ナシのつぶて。事情を聴きたいだけ。引き延ばし行為は、信頼破壊行為で非常に残念です」

 前日計量でWBA王者だったソリス(ベネズエラ)が体重超過のため失格。ルールミーティング後、大毅が負けたら両王座は空位になると発表していたが、亀田ジムの嶋マネジャーが試合翌日に「ルールミーティングで、大毅が負けても王者のままと確認されていた」と発言したことをJBCは問題視していた。そのため、亀田側を事情聴取することを決めたJBCは、コンタクトが取れた11日に、聴取日程を調整しようと確認したが、その後に連絡がないことに、怒りが爆発した。

 JBC関係者は「最後通告します。期限は来週中。聴聞に応じなければ、処分? いや、処分以上のことになるかも」とキッパリ。試合前日の「王座空位」から試合直後の「王座のまま」へ発言を変えた、騒動のカギを握る試合立会人のIBFのタッカーさんも調査中。そのタッカーさんが謝意を伝えてきたという。いずれにせよ、JBCは亀田家のトラブル連発に業を煮やしている。亀田ジムに厳罰を下すのは、時間の問題かもしれない。 (竹下陽二)

 

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