蹴球探訪
恩師セフ・フェルホーセンさんが語る本田圭佑(12月2日)
トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事
【大リーグ】カノがマリナーズ本拠地で入団会見 古巣ヤ軍で”ご法度”のあごひげ姿で登場2013年12月14日 紙面から ロビンソン・カノ二塁手(31)が古巣ヤンキースとの“完全決別”を宣言した。マリナーズと10年総額2億4000万ドル(約240億円)の超大型契約を結んだカノは12日、本拠地セーフコフィールドで入団会見に臨み、簡単に自分を手放したヤ軍に恨み節。米複数メディアによると、「敬意がなかった」と切り捨てた。 ワイルドな風ぼうに思いが見て取れた。ヤ軍では禁止のあごひげを生やして現れたカノは「ヤンキースには俺への敬意も、引き留める努力もなかった」と古巣を責め、「妥協点は何も見つからなかった」とシーズン途中から長期にわたった交渉を振り返った。 まるでヤ軍への当てつけ会見となったが、周囲は冷ややか。往年の名投手カート・シリングさんは米紙USAトゥデー(電子版)で「5年後には(衰えて)“不良債権”」とチクリ。メジャー最多安打記録を持つピート・ローズさんもラジオで「カノは今回の契約で30日の休みを得た。10月という名の休みだ」とポストシーズンから遠ざかっている弱小球団への移籍を皮肉ったが、本人はどこ吹く風だった。 「これまで以上にハードにやる。ワールドシリーズの優勝トロフィーをもたらしたい」。ヤ軍時代の背番号「24」はシアトルではケン・グリフィー・ジュニアのイメージが強いため、「22」に変更。新天地への配慮を見せたが、本当に受け入れられるかは結果次第。古巣への反骨心を原動力に、新たな挑戦が始まる。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|