放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は13日、過剰な演出があったとして放送打ち切りになったフジテレビ系バラエティー番組「ほこ×たて」を審議の対象にすることを決めた。
フジテレビは11月に、BPOからの再調査の要請に応じ報告書を提出。川端和治委員長は「真剣勝負であることを前提にしていた番組。視聴者の信頼を崩したことを問題としてとらえるべき」と見解を示した。今後は審議を重ね、処分の有無などを検討していく予定。
「ほこ×たて」は今年10月、出演者からの告発で対戦の順番を入れ替えたり、ルールを変更したりした「やらせ」行為が発覚。さらに、動物に対する配慮に欠けた演出など6件の事案が問題視され、11月に放送終了を発表した。
[2013/12/14-06:01 スポーツ報知]