【デスクと記者のナイショ話】
中日担当記者:12日、中日はアレクシス・ゴメス外野手(35=米独立リーグ)らドミニカ共和国出身の新外国人4選手の獲得を発表しました。いずれも年俸3000万円以下の格安。約1か月間にわたってドミニカでのウインターリーグを視察してきた森ヘッドコーチは「みんな練習が好きで試合にも出たいと一生懸命になってやっている、そういう選手を見てきた」と期待をかけてます。
デスク:ゴメスと言えば、阪神も11月22日に4番候補としてドミニカ共和国出身のマウロ・ゴメス内野手(29=前ナショナルズ)の獲得を発表したけど、来季はいろいろ比べられそうだな
記者:森ヘッドコーチが「0が1、2個違うだろ」と話したように、阪神のゴメスは1年契約の総額1億2000万円ですけど、中日のゴメスは年俸1000万円プラス出来高払い。でも、森ヘッドは「ウチのは当たれば飛ばす力はある」と年俸ほど実力差はないとみています。
デスク:安いけど負けていないってか。
記者:それから森ヘッドは気になる発言もしていました。「阪神のゴメスは向こうで2、3試合見ただけでいなくなった。いろんな問題がいっぱい出てきた。これ以上のコメントはよそのチームのことだから…」って。
デスク:どういうことだよ。
記者:中日関係者によれば、阪神のゴメスはドミニカリーグのシーズン途中の11月19日からパタリと試合に出なくなってしまい、これが現地では“阪神がゴメスにケガをされないために出さないようにしたんじゃないか”と大ブーイングとなっているそうです。ドミニカリーグは、現地ではメジャーリーガーも出場する一大イベントですからね。中日側は“両ゴメス”がどんな成績を残そうと「次回、ドミニカの選手獲得で阪神と競合することがあってもウチに有利になるんじゃないか」とにんまりしています。
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