広島の“足攻化”に貢献した菊池が大幅増
2013年12月14日 16時00分
広島・菊池涼介内野手(23)が13日、マツダスタジアムで契約更改し、2400万円増の年俸3900万円でサインした。今季は141試合に出場して打率2割4分7厘ながら、守備範囲の広さを生かして528補殺と二塁手のプロ野球記録を樹立した。「守備に関して高く評価してもらった」と大幅アップにニンマリだ。
菊池の“足”の効果は思わぬところでも表れている。その脚力は「あの身体能力はすごい。ネズミを追う猫みたい」(石井内野守備走塁コーチ)と周囲も驚くほどだが、そればかりか菊池本人の知らない間にナインから感謝の声が上がる。「練習で菊さんと一緒に走っているので自分も速くなってきている」(堂林)。ともに練習する他のナインの走力アップに貢献していたという。
チーム内からは「キャンプの“走る系”の練習では日替わりにして、みんなが順番に菊池と組んで走るようにするのがいい。あれだけ足の速い菊池と走ることで走りが苦手な選手も速くなるはず」(チーム関係者)とのアイデアも出るほどだ。
「来年こそ優勝したい。貢献できるように頑張っていきたい」と意気込む菊池だが、ナインの“菊池化”もさらに進行するかもしれない。(金額は推定)
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