高田文夫のラジオビバリー昼ズに出演したＤｅＮＡ中畑清監督。左は高田文夫

　ＤｅＮＡの中畑監督が１３日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に生出演。親交のあるタレント・松村邦洋らと約４０分間のトークを楽しんだ。

　公共の電波でどうしても言いたかったのが、今季５勝１８敗１分けと大きく負け越した巨人への思い。日本シリーズの話題で「楽天が勝ったのは良かったけど、あの戦力があって負けるのか」と原巨人をチクリ。さらに「ウチは（巨人を）意識しすぎ。そういう空気をつくり過ぎた。もっと開き直れば充実した戦いができる。来年は楽に戦うようにしたい」と平常心で臨むという。

　打倒巨人のカギとなるのが投手陣。阪神からＦＡで新加入の右腕・久保について「ウチは若い投手ばかりなので引っ張ってほしい。しゃべりも達者」と期待した。

　出演後も止まらない中畑監督は、巨人が西武からＦＡで片岡、中日を戦力外となった井端と二塁手２人を獲得したことに「同じポジションを獲得してどうする？　問題にならなきゃいいけど。オレだって（先発は）片岡を使う。だけど井端をどうする？　コーチでもやらせるのか？」とバッサリ。「本当は放送で嫌みを言ってやろうかと思った」そうで、そこは自重したという。

　巨人に“先制口撃”を仕掛けた中畑監督。来季のＤｅＮＡ―巨人戦が今季以上に激しい戦いになるのは間違いなさそうだ