サスケ プロレスでも裁判でも負けた
2013年12月14日 16時00分
みちのくプロレスのザ・グレート・サスケ(44)が13日、裁判と後楽園大会の宇宙大戦争にW敗北を喫した。
今や年末恒例となったバラモン兄弟とのハチャメチャマッチで、サスケは桶をかぶった状態の月面水爆を自爆。3カウントを奪われたが「来年訪れる地球の危機」とやらをバラモン兄弟と共有し、電撃和解となった。
負けたのは試合だけではない。この日は岩手県議員時代の2005年の政務調査費約276万円の返還を県から求められた訴訟の第1回口頭弁論に出廷せずに、盛岡地裁から全額支払いを命じる判決を受けた。
これは7月に市民団体が岩手県を相手に起こした住民訴訟に基づき定められたもの。そんな日にバラモン兄弟と死闘を繰り広げるとはギャップがありすぎだ。だがサスケは「私は政界を引退した人間。『プロレスをやっている場合か?』とは言われたくないですね。むしろ普段プロレスを報道せず、こういうことばかり大きく報道するマスコミに憤りを覚える」と主張した。
それでは返還遅延の非を棚に上げた開き直りにしか聞こえないが、何も支払い自体を拒んでいたわけではない。サスケは「金額が金額で遅れてしまった。ただ25日までには返すということで岩手県サイドも了承済みですから。裁判は形式だけで、今日あったことも知りませんでした」と説明。地球の危機を救う前に、今年中に速やかに返還を済ませるつもりだ。
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