土壌改良や環境浄化に役立つとされるEM(有用微生物群)の活用例を紹介する「四国EMフェスタin香川2013」(NPO法人香川EM普及協会など主催)が2日、香川県高松市内であり、約500人が事例発表や講演を通じてEMの効果に理解を深めた。
フェスタはEMの普及促進を目的に、2001年から四国4県で巡回開催。EMの開発者、琉球大の比嘉照夫名誉教授が講演し、具体例を挙げながらEMの効果を解説した。事例発表では、県内の農園関係者らがEMを使った土壌作りの成果を紹介。坂出市の岩黒小・中学校はEM活性液を染み込ませた木炭による海水浄化などの取り組みを報告した。