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原発事故想定し風船で調査
松江市にある島根原子力発電所で重大な事故が起きた場合、放射性物質が風に乗ってどのように飛散するのかを確かめようと原発から30キロ圏内にある鳥取県米子市の市民団体が原発の近くから風船を飛ばす調査を行いました。
この調査は鳥取県米子市で環境保護活動などに取り組んでいる5つの市民団体で作る「米子市女性団体連絡協議会」が行いました。
島根原発近くの高台に会員などおよそ30人が集まり、用意された200個の風船にヘリウムガスを入れ一斉に飛ばしました。
風船には拾った人から報告をもらうため団体の連絡先が書かれたカードが取り付けられています。
協議会はこの調査をすでに3回行っていて、風船は原発からおよそ400キロ離れた石川県七尾市まで届いたこともあったということです。
米子市女性団体連絡協議会の加藤洋子会長は、「万が一事故が起きた時放射性物質が広い範囲に影響を及ぼすことを多くの人が考える材料を提供できれば」と話していました。
協議会では調査日の風向きや風速などとともに、風船が拾われた場所や時間を地図にまとめた上で、来年1月島根県や中国電力などに提出することにしています。
12月14日 12時59分