来年3月末で終わる予定だった地方の高速道路料金の「休日半額」が、6月末まで延長されることになった。7月以降は「休日3割引」にする。遠出する人が多い5月の大型連休などで高速の利用が急に減って景気が腰折れするのを防ぐねらいだ。

 国土交通省は休日半額を延長するため、12日決まった今年度補正予算案に約110億円を盛り込んだ。ほかにも来年4月から1年間、トラックなどの大口利用者向けの割引を今の最大3割から最大5割にするため、約500億円つぎこむ。いずれもETC車だけが対象になる。

 地方の高速道路料金は「平日日中に3割引」もあるが、国交省と東日本、中日本、西日本の高速道路3社は来年4月に廃止することを決めている。

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