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自衛隊の機関銃データ 改ざんして納入か12月14日 15時52分
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自衛隊で広く使われている機関銃について、大手機械メーカーが性能に関するデータを改ざんして納入していた疑いがあることが分かりました。改ざんは10年以上前から行われていたとみられ、防衛省は、このメーカーの処分を検討しています。
データを改ざんしていた疑いがあるのは、東京・品川区に本社がある大手機械メーカーの住友重機械工業です。
防衛省によりますと、住友重機械工業は、製造した機関銃の一部が性能を確認する試験の段階で、防衛省が求める銃身の耐久性や弾の発射速度などの基準を満たしていないにもかかわらず、データを改ざんし、そのまま納入していた疑いがあるということです。
改ざんは、ことし6月、会社からの申告で発覚し、10年以上前から行われていたとみられるということです。
この会社が製造しているのは5.56ミリ機関銃など3種類の機関銃で、陸上自衛隊の部隊や海上自衛隊の艦艇などに、合わせておよそ1万丁が配備されていて、防衛省は不具合の報告がないか確認を進めるとともに、この会社の処分を検討しています。
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