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都の過剰性描写規制に賛成

2010/03/16 11:26

 

「表現の自由」にも責任がある

東京都がマンガやアニメに登場する18歳未満のキャラクターの過激な性描写を規制する法案を19日に可決する。
まず業界の販売の自主規制を求め、特に過激な表現については青少年への販売を禁止するよう改正する。
これに対し、漫画家や出版社が「定義が曖昧で表現の自由が奪われる」と強く反発した。

ちばてつや(漫画家)
「なんか簡単に都条例で決まりそうだという事でビックリしている」

ちばてつや氏のホームページを見ると、「非実存(在)青少年」の性描写を規制するのはケシカランと言っているけど、あの清清しい野球漫画の世界からはみ出さないほうがいい。
たしか左翼の仲間と反戦運動をしていた記憶がある。

里中満智子(漫画家)
「表現に関わることを規制することは実に重要な問題なので・・・恐ろしい世の中になるのかなと」

最近の漫画は見ていないが、かつてあまりにもリアルで過激な性描写に驚いた事がある。
こどもに決していい影響を与えるものではない。
「自由」には「責任」が伴うことを芸術家気取りの漫画家や儲け主義の出版社はご存知か。
「表現の自由」などと気軽に言ってもらいたくない。
「チャタレー夫人」(古い!)の場合とは違うのだ。
自分達が自主規制しないと、それこそ本当に別の意味で「恐ろしい世の中になる」に違いないのだ。

日テレニュース(2010/3/15)
ちばてつや氏ら、都の過激性描写規制に抗議


漫画やアニメの中で18歳未満のキャラクターの過激な性描写を規制する案が東京都議会に提出されている。これに対して、漫画家のちばてつや氏や里中満智子氏らが15日に記者会見し、表現の自由が奪われるとして抗議した。
 東京都が提出した青少年健全育成条例の改正案は、漫画やアニメ、ゲームなどで18歳未満という設定のキャラクターの性描写が含まれる場合、まず業界に販売自主規制を求め、特に過激な表現については青少年への販売を禁じるとしている。去年、国会で検討された児童ポルノの規制は、実在する子供の写真などを対象にしていたが、都の案は、実在しない漫画のキャラクターについても子供に悪影響があるとして規制の対象にしている。
 これに対して、15日に漫画家が都庁を訪れ、規制の対象があいまいで表現の自由が奪われるとして反対した。また、出版社も東京に本社がある会社が多く、都の条例であっても全国に与える影響が大きいとして改正案に反対している。
 この条例改正案は、19日の都議会総務委員会で採決される予定。

 

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カテゴリ: 政治も  > 地方自治    フォルダ: 時事雑感

コメント(25)

 
コメント(25)

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2010/03/17 00:58

Commented by tom-h さん

いや、僕はponkoさんと正反対で僕はこの条例に大反対ですね。

いわゆる児童ポルノ規制法同様、日本の漫画文化に大打撃を与えかねないですからね。

そもそもポルノを規制して性犯罪が減ったというデータは世界中探してもないみたいですし、いやむしろ犯罪が増えているデータならあるが。

3次元の世界のポルノを規制するならともかく、2次元あくまで空想の世界を規制するのは全く持って合理性を欠いていると思います。

日本の漫画をつぶしたい特定反日勢力がうごめいていると思います。

反日勢力を斬るがモットーのponkoさん、どうかそういった連中に与することのないようにお願いします。

 
 

2010/03/17 01:01

Commented by 西田三郎 さん

めずらしくあんたの意見に大賛成だよ(笑)

 
 

2010/03/17 01:16

Commented by maximam357 さん

保守派の本道、正論ですな。

この手の問題に典型的なネット言論の「捻れ」が気になり、『ネット上の保守の大半は似非だ。物欲・性欲と言った低レベルな個人の欲望を公や道徳・社会秩序に優先して平然としている奴等ばかりではないか。恥を知れ。』と思って絶望しておりましたが、ponkoさんがそうした者には組しない、と存じ上げて眼から鱗が落ちました。

矮小な個人的怨念や劣等感を愛国心に偽装して嘯く輩が多い昨今、つくづく嫌になっていたのですが、しかしてそうでもなかった。

まだまだ国士の筋を通す御仁はある、そう絶望したものでは無いと感じて救われた思いです。

 
 

2010/03/17 07:46

Commented by a633183145 さん

「子供手当の海外流出」動画があがっています。

子ども手当】日本人逆差別、密かに進められる移民促進政策[桜H22/3/15]
http://www.youtube.com/watch?v=U8-6sDWi9h4&feature=player_embedded
異常な子供手当の海外流出についてのテレビ出演動画、掲載!
http://kosakaeiji.seesaa.net/article/143834769.html


この番組の前の時間帯に放送された「チャンネル桜」本放送のゲストでノンフィクション
作家・関岡英之さんの中国人移民急増の解説が極めて深刻で衝撃的でした。

【関岡英之】「内なる脅威」と化した中国の日本侵蝕[桜H22/3/16]
http://www.youtube.com/watch?v=28r6CNukdzI&feature=video_response

【この動画をみて】 (21分36秒くらいから)
 外国人参政権と(中国人)移民問題、地方分権(地域主権)を絡めて考えるべきと
指摘されていました。確かに合わせて考えてみると深刻度が一気に上がりますね。

 それと(メンタリティは中国人のままの)中国系帰化人が日本の裁判官や警察官
になって、日本人が裁かれるという悪夢(理論的には現時点でも可能だそうです)の
ような話も続けて紹介されています。

「内なる脅威」がすぐそこまで忍び寄ってきていることを実感させられます。

 
 

2010/03/17 11:34

Commented by 国民の声 さん

過激な性描写は制限した方が良い。
自己の主張をマンガで表現したいならば、別の表現方法で読者に訴えれば
良い事だ。
表現力の無い漫画家が過激な性描写で読者の注意を惹きつけ、売らんが為の手段に過ぎない。

 
 

2010/03/17 14:20

Commented by nekowani さん

>東京都がマンガやアニメに登場する18歳未満のキャラクターの過激な性描写を規制する法案を19日に可決する。

おおむね賛成であるが、結局のところ意図とする規制が不正を増やすことになるのではと思う。
昔のビニ本などが作られたように、法規制をしても人知れず作られる訳で漫画を規制しても電子媒体などにその漫画は移行して深く闇で作られるであろうし、場合によってはその作成を海外に移行するであろう。

 
 

2010/03/17 14:21

Commented by iza1207-asayan さん

私もこういった規制を行うと逆に性犯罪は増えると思います。性犯罪抑制にはなりません。現にそれを規制した国は性犯罪が増加してますし。また適用する基準があいまいで言論弾圧に繋がりかねない危険な法案だと思います。これを悪用する人が必ず出てくると思います。

 
 

2010/03/17 15:55

Commented by maximam357 さん

>iza1207-asayan様

>こういった規制を行うと逆に性犯罪は増えると思います。性犯罪抑制にはなりません
>また適用する基準があいまいで言論弾圧に繋がりかねない危険な法案だと思います

これはまるで人権派・護憲派の反日サヨクと全く変わらない論法です。

「未成年者の凶悪犯罪に対する厳罰化や死刑制度で凶悪犯罪抑制は出来ない」「むしろ青少年の更生を妨げ少年犯罪へと追い込む」
「有事法制は政府・自衛隊に過大な権限を与え、市民の安全を脅かしかねない危険な法律だ」

これらは論点のすり替えであり、死刑制度を否定する理由にはなりませんし、市民を守る為の法案で市民の安全が脅かされるなど杞憂も甚だしいのはお分かりかと思いますが。

社会通念として「凶悪な犯罪様態に対する責任を取らせ、又遺族の無念を思えば死刑が相当」、「本来国民の生命財産を侵略から守るための法律であり、それが市民弾圧に繋がるとは杞憂も甚だしい」。

其れと同じです。

「幼児を模した猥褻図画・残虐図画等に劣情を催すのみならず、その歪んだ嗜好を求める権利を公然と叫ぶ者に逸脱・成熟した日本国民としての恥の自覚を持たせ、又幼い娘を持つ父親・母親の小児性愛者に対する不安や嫌悪を思えば規制は妥当」「本来、児童にとって健全・安全な環境を守り、又使用者の健全な成熟した性嗜好を促す為の法律であり、それが正常な言論活動への弾圧に繋がるとは杞憂も甚だしい」と言う事ですな。

何故、其処まで政府や国家に対して過剰な「警戒心」を抱くのか?
「軍靴の足音」と言う幻聴がしょっちゅう聞こえる連中の如く、「政府の言論弾圧」と言うありもせぬ妄想に怯えるのは何故でしょう?

それが必要になるのはサヨク等の反国家主義者か、犯罪を犯す危険性・可能性を自覚している者だけではないでしょうか。善良、真っ当な国民にとって何一つ危険な要素など無いと考えますが。

 
 

2010/03/17 15:59

Commented by maximam357 さん

>現にそれを規制した国は性犯罪が増加してますし

厳罰化したら性犯罪テロに走るぞ、と言う異常者の脅迫に屈するべきでは無いと思います。そうした輩は発生した時点で徹底的に取り締まり、厳しく処罰するべきでしょう。

犯罪者・累犯者には一切の利益を与えるべきではありません。法治国家としては犯罪に屈し、累犯者と取引する事だけはしてはならないでしょう。

 
 

2010/03/17 17:32

Commented by tom-h さん

いや、しばらく見ないうちにいろいろ書かれていますね。まぁいろいろと議論や意見はあるでしょう。

ところで、国家による人権侵害はないとするmaximam357さんはいわゆる人権擁護法案にも賛成なさるのですか?

国家が意図せざるともある特定勢力に屈して結果的に人権侵害まで及ぶことはありうると思いますが?

これは人権擁護法案同様曖昧すぎます。おそらくドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンもクレヨンしんちゃんのケツデカ星人なども対象になるでしょう。普通のアニメ・漫画すら規制の対象になっていいのでしょうか?

そもそも仮に本格的なエロ漫画としても青少年期に誰もがHなシーンを見て興奮したことはあるでしょう(恥ずかしながら俺もだ)。それは不健全なことでしょうか?そのような漫画を見たものが不健全な大人に育っているでしょうか?

 
 

2010/03/17 17:53

Commented by tom-h さん

>厳罰化したら性犯罪テロに走るぞ、と言う異常者の脅迫に屈するべきでは無いと思います

そもそもmaximam様の言われる異常者の定義はなんでしょうか?同性愛者も異常者でしょうか?単に漫画を見るだけで異常者でしょうか?どんな性癖を持っていようと人様に迷惑を掛けない限り自由ではないでしょうか?

また「異常者の脅迫」とありますが脅迫ではありません。データで各国規制を強めれば強めるほど性犯罪が増えている事実があります。国家間で比べても規制が厳しい国ほど性犯罪が増えています。脳神経学的にもHなシーンを見て犯罪に走るといった説は否定されています。

また今回の都の条例に罰則規定にはないとはいえ単純所持すら禁止されています。誰か陥れたいと思えばそういった漫画をその人の机かカバンかに入れるなんてことも十分考えられます。あり得ないと思われるかもしれませんが、単純所持を禁止した国では現に起きているんですよ。

詳しいことは以下のサイトにまとめられています。頭の悪い僕の意見を聞くよりこっちを見た方がいいでしょう。

http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/1107.html
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/287.html
http://mitb.bufsiz.jp/

 
 

2010/03/17 18:38

Commented by maximam357 さん

tom-h様

人権擁護法案は馬鹿げたシロモノですし、賛成する理由などありはしませんが、熱心な「反対派」の如く我が国でアレが何かの現実の脅威になるなどとは考えませんね(苦笑)

故に、昨今の自称「保守派」のムーブメントがまるで下品なサヨク運動の様な有様になっている事は少々苦々しく思っています(苦笑)

悪戯に「過大な脅威を言い立てる」事は極左や極右の振る舞いであって、保守派たるものあくまで現実主義に立脚し、軽挙妄動は慎むべし、と言うのが小生の考えです。品の無い大衆扇動はサヨクだけで沢山です(苦笑)

普通の漫画・アニメーション作品が規制される、と考える事自体、既に被害妄想に陥っていると言う事ですよ。何かと言えば「軍靴」とヒステリックに叫ぶ「ヘイワシュギシャ」と同じ様に。

恒に「権力」を警戒し規制すべき、と言うのが所謂「リベラル派」の考え方と言えますが、それに対して保守派の本道とは「それでも国家権力や倫理道徳に則った法規制が無ければ社会は無秩序化する」と言う現実を踏まえる事でも在ります。保守派までがリベラルと同じ事を言っていては其れこそ国が滅びますよ(苦笑) 権力批判が必要と考えるならば貴方はリベラルであって保守ではない。小生は無用の長物である「戦後サヨク」と違いリベラルには一定の社会的役割を認めていますが、「時に保守・時にリベラル」と言った思想的一貫性を欠いた人間は信用するに値しないと思っています。




 
 

2010/03/17 18:52

Commented by maximam357 さん

此処で間違えてならないのは「権力批判」と「政権批判」は別物だと言う事です。例えば、小沢一郎等の特定政治家や内閣・政党の言動を批判する事は「政権批判」として国民が行うべき事ですが、「権力機構と言う国家の機能そのもの」に対して否定的になる事は保守のすることではない。

それを運用する政治家は監視しなければなりませんが、「個人に対する国家権力そのものの弱体化」を望む事は筋違いです。「政府・権力を弱くして個人の自由を確保する」と言うのはリベラルの思想、保守は「権力を強く保ちつつ、それが過たぬようにチェックする」事で過誤を正さなければなりません。「児童ポルノ規制」であれば「曖昧な部分をはっきりさせる」努力こそ必要であって、「規制自体を否定する」事が保守の目的では無い、と言う事になります。

即ち「健全な文学・娯楽表現と有害・猥褻・不道徳な表現の間に明確な線を引く努力」こそが必要であり、「規制そのものを否定する」事ではないと言う事ですね。

そして、「些細な欲情」ですが、それは「在ったところでそれを自己肯定して開き直る」類のものではありません(苦笑)寧ろ「己の未熟を恥じて内に秘めておく」べきものでしょう。そう言う「節度や恥をしり己を律する」のもまた保守派の態度として必要です。

開き直って「人間所詮ケダモノ、自由に振舞って何が悪い」と言うのもまた「リベラルの理屈」とも言えます。

『どんな性癖を持っていようと人様に迷惑を掛けない限り自由』では決してありませんよ?勿論、「性癖を理由に未犯の者を取り締まる」事が在ってはなりませんが、眉をひそめるべき性癖については、排除まではせずとも、それを公然と「権利」として振りかざさせる事はしてはなりません。

いえ、むしろ「社会から白い眼で見られる性癖」を「他人に誇示してしまった」時点で既にそれを「迷惑」と呼ぶべきかもしれませんね。「度を越したオタクの自己主張や言動は、それ自体一般社会に不快感を与えている」と考えるべきです。


 
 

2010/03/17 19:05

Commented by maximam357 さん

>あり得ないと思われるかもしれませんが、単純所持を禁止した国では現に起きているんですよ。

そうした失敗はいわば「治安のコスト」です。「私的安全」よりも「国家・社会の治安」を先ず先んじて考えるべきです。そして、そう言う失敗・錯誤が無いように法をさらに精密なものにしていく努力をしなければなりません。何度も言いますが「規制は個人の自由を奪うから全部駄目だ」と主張するのは「リベラルの理屈」です。彼等は「反対する」事がいわば役割ですから。しかし、保守派はそう言う「無責任」で居てはなりません。

他国の失敗例があるならば、其れを元により精密な法と制度の実現を目指すべきでしょう。「他国でこんな事があったから」全部駄目と言うのは「反対の口実」であって責任ある現実的態度とは言えません。


>異常者の定義

これは社会通念ですね。矢張り第二次性徴を迎えない様な幼子(小学生以下か)や、精神的に未熟な十代前半の女子ばかりに性的執着を見せながら、成人女性に興味が無い、ともなれば社会は「異常」と見なすかもしれません。
同性愛者にしても「危険ではないが異常」とは当然見なされるでしょう。

ただ、そうした性癖だけを理由に排除してはなりませんが、その性癖を満たすことを「権利」として声高に主張するものは警戒すべきでしょう。実際、同性愛者がフェミニズムの様な危険思想に利用されてきた経緯もあるのですから。

そして、ペドファイルが規制されるべきと言うのは「性犯罪予防」を根拠にしたものでは無いと思いますよ?

それはむしろ「道徳的退廃」「精神的未成熟」を許容してしまうそうした文化の乱れに対する社会の側からの拒否反応があるからでしょう。

そうした要素から考えなければなりません。「無害なんだ!」と喚くだけで許されるという話ではないのです。



長々とお若い方に喧しい事を申し上げましたが、よく考えていただければ幸いです。

 
 

2010/03/17 19:55

Commented by tom-h さん

「政府・権力を弱くして個人の自由を確保する」と言うのはリベラルの思想、保守は「権力を強く保ちつつ、それが過たぬようにチェックする」事で過誤を正さなければなりません。

じゃあ隅から隅まで国家権力で統制する共産主義者は保守と言うことでしょうか?それはないでしょう。むしろ保守の人こそ資本主義経済や市民的権利を尊重するのではないですか?

無論リベラルの人達も権利を主張しますが、現代のリベラルはむしろ偏見、差別や格差を是正すべく政府の積極的な介入を肯定するものだと思います。

僭越ながらmaximam様の言われる「政府を弱く、個人を尊重する」リベラルはリバリタニアズムや新自由主義の間違いではないでしょうか?ちなみに僕もmaximam様同様真のリベラルには存在意義を見いだしています(僕自身も保守左派的な考えの部分がありますし)。あと僕は表現の自由に介入しすぎるなとは言っていますが政府を弱くしようとは言っていませんが。

また人権擁護法案やポルノ規制が拡大解釈されというのは、誇大妄想だと言いますがそうでしょうか?今の法案を読む限りあまりにも曖昧で十分起こりえると思いますが?どこにそれがないと言い切れるだけの証拠があるのでしょうか?

また、現に海外では冤罪も起きていますしね(無論今回の条例とは違う内容の法律でしょうが)。

「健全な文学・娯楽表現と有害・猥褻・不道徳な表現の間に明確な線を引く努力」と言いますがこれだけ価値観が多様な時代そんなこと可能でしょうか?また都が条例を提出するに当たってそのような努力を行ったでしょうか?僕はそうは思いません。

 
 

2010/03/17 19:56

Commented by tom-h さん

>開き直って「人間所詮ケダモノ、自由に振舞って何が悪い」と言うのもまた「リベラルの理屈」とも言えます

僕もこの部分には同意する面もあります。保守主義者たちは性悪説というか人は誰も間違いを犯すとの前提で伝統を大事にしながら謙虚に振る舞うものですからね。

ただ、僕が自由に振るって何が悪いとは言ってませんが?

例えば社会から白い眼で見られる性癖」を「他人に誇示してしまった」云々と言いますが、俺はエロ本買っても人前で読んだりなんかは絶対にしません(笑)。家に帰って一人で読みます。もちろん痴漢なんて絶対しません。

仮にそんな人がいてもそれはその人個人の問題であってエロ漫画全体を規制するのは間違っていると思います。 規制するなら「エロ漫画を公共交通機関で読んじゃあかん」とかでしょう。

最もそれは個人のマナーの問題でそんなことまで法律や条例で定めなければならないとは思いませんが。


>「度を越したオタクの自己主張や言動は、それ自体一般社会に不快感を与えている」

これもよく分かりません。なんのことでしょうか?先ほども言ったように仮に迷惑を掛けている人がいてもそんなことまで法律で定める必要はないと思います。例えば「電車内で化粧をしたら罰則」なんちゅう条例は必要ないでしょう。どこにも迷惑を掛ける人物はいます。俺だってたくさん迷惑を掛けてきたしこれからもかけ続けるでしょう。いちいちそんなことで人を法で罰せよと言うことですか?

>「性癖を理由に未犯の者を取り締まる」事が在ってはなりませんが
今回は条令や法律の話です。人としてのマナーの話と法律をごっちゃにしないでください。

 
 

2010/03/17 20:06

Commented by tom-h さん

>それはむしろ「道徳的退廃」「精神的未成熟」を許容してしまうそうした文化の乱れに対する社会の側からの拒否反応があるからでしょう。

ですから仮にそういったことがあったとしてもそれを法律で取り締まるのはどうかと。それは教育の問題であって法律の問題ではないでしょう。もし道徳的退廃をただすために教育制度をただすというのであれば僕は大賛成です。

>ただ、そうした性癖だけを理由に排除してはなりませんが、その性癖を満たすことを「権利」として声高に主張するものは警戒すべきでしょう。

法律で定める以上排除することになると思います。権利として声高と言いますが個人で勝手に楽しむだけですよ。権利の主張以前にそんなこと人の許可を得る必要なんてあるんですかね。

最後に言い忘れていたことが。

規制することで性犯罪率が減るというデータがない限り僕は賛成できません。むしろ規制のある国では規制を年々強めていくことで性犯罪率が増えていますし、日本みたいにさほど規制のない国が性犯罪率が高いと言ったことはありません。

G8の1999年ないし2000年の強姦(件/10万人)
カナダ   78.08件  単純所持禁止 二次元禁止
アメリカ  32.05件  単純所持禁止 二次元禁止(ただし違憲で無効)
イギリス  16.23件  単純所持禁止
フランス  14.36件  単純所持禁止
ドイツ   9.12件  単純所持禁止
ロシア   4.78件  
日本    1.78件

僕みたいなのに相手をしていただきありがとうございました。お互いより良い社会の構築のため努力していきましょう。

 
 

2010/03/18 03:06

Commented by tom-h さん

あと一つ(ponkoさんすみません)。ここまで都の条例を批判しておいてなんですが、正直言うと積極的に小児性愛者の権利を守れと思っているわけではありません(結果的にはそうなるのでしょうが)。また僕も身近に小児性愛者がいたらやっぱりキモイと思ってしまうでしょう。

>ただ、そうした性癖だけを理由に排除してはなりませんが、その性癖を満たすことを「権利」として声高に主張するものは警戒すべきでしょう。

確かに面と向かって小児性愛者が「俺たちも性欲を満たす権利がある」って言われるとひいてしまうというのも分かりますが、それは一般的な性癖でも同様でしょう。「女を見て興奮する権利」とかマトモに言われると普通のことでも引くのと同じで。でもそんな人いるでしょうか?僕は寡聞にして知りません。

ただ一定程度小児性愛者が発生するのは致し方ないことであり、また直すのも難しいでしょうし、仮に直そうと思えば直せるとしてもわざわざ直すのもおかしいとも思います(犯罪に手を染めていない限り)。

そうするとおそらくもともと性欲を満たす場がないのに加わえて、漫画を見ることまでも禁止するって言うのはちょっと酷な感じがするんですね。むしろ犯罪を増加させることにしかならない。だったら漫画を読むぐらいいいじゃないかというのが僕の考えです。

また、中学生高校生くらいになるとそういった分野にも興味が得てくるのは普通でしょう。

その世代が18歳以下のものを見ても決してロリコンではないですよね。

ただテレビに関しては公共の電波でもあり、いつ誰が見ているか分からないのであまり過激にやるなと言うのは分かります。

でも個人が趣味で買うのをやめろと言うのはどうしても合点がいかないのです。

 
 

2010/03/18 09:08

Commented by maximam357 さん

tom-h様

なるほど。貴方のご意見、拝聴させていただきました。
口やかましいオッサンの小言なぞにつき合わせてしまい、少々申し訳なく思っています。

>規制することで性犯罪率が減るというデータがない限り僕は賛成できません。

「侵害原則」ですね。『実際に何らかの利益や安全の侵害を受ける実態としての被害者が居ない限り法で取り締まる事は好ましくない』と言う考え方です。ラージガバメントとスモールガバメントの問題に関しては後で述べさせていただくとして、基本的に侵害原則は本来「リベラルの考え方」とされる事が多いと思います。それに対して「リーガルモラリズム」と言う、「道徳に対する罪」を認める考え方は本来保守のものとされて来ました。

ただ、カナダなどにおいては、本来保守のものであるリーガルモラリズムとリベラル側であるはずのフェミニズムの主張が入り混じると言う状態が発生している為、かなり捻れた事になっているようです。

そして小生は、基本的にリーガルモラリズムを制限付きで支持します。
「法に触れなければどのような卑怯な真似、残虐な真似も許される」と言う考え方には組しません。

 
 

2010/03/18 09:08

Commented by maximam357 さん

例えば、自己破産による借金の合法的踏み倒しや売掛金の「詐取」であり、或いは、変質者の嗜好を満足させる為に撮られる、刑法や動物愛護法の抜け穴を悪用したスナッフムービーの代用品などが問題として挙げられるでしょう。これは具体的には「自己破産や会社更生法の申請をすれば、取引相手に債権放棄を受け入れさせることが出来る事から、わざとその直前に多額の仕入れを行い、自己破産して代金を踏み倒す。債権は銀行等が優先される為、銀行は不利益から逃れられるが一般納品業者は詐欺にあったのも同じ。大抵は銀行が破綻する企業に指示して行わせている」と言った真似や、「人間や動物を殺害・拷問したいと言う変態的欲求を合法的には満たせないので、法で規制されていない両生類や昆虫を生きたままわざと苦痛を与えて殺すところを撮影して流通させる」と言ったものですね。

法には触れないが実質的には「詐欺」であったり、法規制されて居ないとしても道徳的に余りにおぞましい嗜好だと言えると思います。

リーガルモラリズムは、こうした事態に対して「侵害原則」ではなく「道徳や社会秩序を破壊した罪」を問うて罰すると言う考え方あり、わが国の法においても「公然猥褻」などはこれに当たる考え方と言えると思います。

教育のみで倫理的秩序を守る事は出来ません。行き過ぎては全体主義に陥りますが、ある程度の「法規制」は必要と考えます。欧米において「市民的権利を重視」と言う社会が構成されて来た背景にも、結局は「リベラルと保守がせめぎあって合意を形成してきた結果」があり、保守思想の立場としてリーガルモラリズム等が元々存在してきた事実は変わりません。

欧米、と言えどもその中には「右派と左派」「保守とリベラル」の対立が恒にあった上で現在の社会がある」訳です。欧米社会の価値観=保守では決してありません。

 
 

2010/03/18 09:23

Commented by maximam357 さん

確かに、リベラルの言う「自由」は「積極的自由」とも呼ばれ、アファーマティブアクション等で市場や個人の行動にまで干渉してでも「最終的に全ての個人に対する社会のバイアスが消滅すれば其れでよし」とするものです。

そして保守の「自由」とは「消極的自由」とも言われ、そうした他者への干渉を否定し、市場や社会において格差が生じる必然を肯定します。

それはそのまま「保守の小さな政府指向」「リベラルの大きな政府指向」へとつながります。

それ故に「あらゆる規制はホシュシュギに反する」と唱える人もあるようです。が、ネオリベラリズムと保守主義は「共通する部分」はあっても「同じもの」ではありません。そしてそもそも、ネオリベが欧米において保守として機能しうる最大の理由は、宗教的な強いモラルが一神教社会には根強く存在するからです。日本人には理解しがたいくらいに。

宗教的モラルの存在によって補完される事で、初めて欧米のネオリベは「保守」足りうる存在になります。それと同じ事は残念ながら我が国では不可能です。故に、その代わりとして、我が国では皇室尊崇の伝統等が必要となってくる訳です。

極端な言い方をすれば「空気のように存在している宗教的モラルに対してあえて否定の姿勢を見せれば左派・リベラル、だがそれにあえて異を唱えず経済的自由だけを追求しているネオリベは結果的に宗教的モラルを尊重している事になる」と言う話かもしれません。これで「我が国ではネオリベだけでは保守になりえない」と言う意味はお分かりいただけるかと思います。

 
 

2010/03/18 09:37

Commented by maximam357 さん

そして、小生がリーガルモラリズムの必要性を口にするのは、「それによって初めて日本人にとっての保守が可能になる」と考えるからです。

個人の「思想信条」と言った「考え方そのもの」にまで統制を掛けようとする全体主義や共産主義は恐ろしいものです。しかし、「特定出版物や倫理を乱す行為」と言う「外面に現れたもの」のみを「アウト」とする事は一定範囲で必要です。

故に「嗜好そのもの」ではなく、「そうした出版物等が発売される」「そうした表現を市場やネットの様な公の場に出す」行為を規制すべきだ、と言う事ですね。「一人で見つからないように、自分の書いた絵でこっそり欲情していた」のが発覚したとしても、それをもって取り締まれと言う事では決してありません(苦笑)

「完全に根絶しろ」などと無茶を言う気は全くありません。単に「どうどうと流通させるのは駄目だろう」と言っているだけなのですよ。それが「後ろめたいものだ・人に見せるものではない」と言う社会のコンセンサスが形成さえすれば良いのです。「退廃や倒錯は人に隠れてこっそりとするものだ」と言う事です。

声高に叫ぶ者は無い、と言うのは昔の話・・・匿名掲示板等で、あれだけ徒党を組んで「キモオタむき出し」で振舞えば、矢張り世間の人は「引く」訳です。ネットにおける匿名社会の拡大が「児童ポルノ規制を招いた」といえるかもしれませんね・・・一般人のアクセスできない狭いコミュニティの中だけだったならばこんな事は言われなかったでしょう。

ネットでの表現はいわば「公共の電波」と同じなのですから。「見なければいい」と言う理屈は何時までも通用するものではありません。せめてパスワードを用いた会員制等でクローズドにする位の配慮は必要でしょう。

 
 

2010/03/18 09:50

Commented by maximam357 さん

最後に、人権擁護法案や家族解体法案と言った馬鹿げた法律が「下らないが恐れるに足りない。無視すればいい」と言う事についてですが、

>どこにそれがないと言い切れるだけの証拠があるのでしょうか?

と仰るのは「悪魔の証明」ですよ(苦笑)今まで、大声で運動している様な人達があげてきた「危険性」ではまだまだ「?」の域を出ていません。

あると「皆を納得させうる」証拠をまず、反対を叫ぶ人達が用意する必要があるでしょう。小生は現時点では「杞憂」と見ますし、そうした大げさな運動は「保守の品性を堕落させる行為」として余り肯定する気にはなりません。

国家の敵に対する警戒を怠ってはならないが、自分から「国家の敵」を仕立て上げてそれと闘うマッチポンプは有害無益だ、と言う話なのです。

長くなりました。ではそろそろ失礼をば。ありがとうございました。

 
 

2010/03/18 12:03

Commented by 20a5911 さん

今のままじゃあ定義が曖昧で悪用されそうで良くありませんが、定義を明確にした上でなら賛成です。

現在の少女マンガの性描写なんて本当にひどいみたいですし、そういうのは是非とも規制してほしいと思う。あれは、ひょっとしてフェミニズム左翼がジェンダーフリー教育の一環として、裏から糸引いてるんじゃないのなんて言ってる人がいた。

規制がありすぎるのは良くないけれど、適度な規制は必要でしょう。

 
 

2010/03/18 16:16

Commented by tom-h さん

なるほどちょっと僕のほうもmaximam様のお考えを曲解していた部分があったみたいですね。すみませんでした。

>それが「後ろめたいものだ・人に見せるものではない」と言う社会のコンセンサスが形成さえすれば良いのです。「退廃や倒錯は人に隠れてこっそりとするものだ」と言う事です。

これを聞いてなるほどと思いました。ぼくもやはりこっそりと隠れてやるものだと思います。堂々とそういうものは見るものではありませんね。その点は一緒でしょう。

ただ、どうしても僕の場合、まあこれまたmaximam様には杞憂だとおしかりになるかもしれませんが(笑。すみません)、「健全なものと不健全なものとを分ける基準」はどう考えても条文化できるわけがないですし、そうすると今回の都の条例の場合誰が分けることになるかは分かりませんが、人権擁護法案の人権擁護委員みたいにその時その時の一部の人だけに「言論の自由」や「表現の自由」と言った重要なものの判断を任せることになるとおもうのです。

それはやはり僕としてはどうしても怖いし、憲法で定めるところの「思想・良心の自由」に抵触する気がするし、どうしても特定勢力が入り込む隙を作ることになりそうな気がするんですよね。

まぁ、ここは僕とmaximam様の考えの違いでしょうね。失礼いたしました。もうこれ以上僕から書くことはないでしょう。

にしてもすみませんね。俺みたいな文章がへたくそなヤツの長ったらしい文章をお読みさせて(笑)。