「周防氏の威光は通用せず……」現役ミスが暴いた“芸能界のドン”率いるバーニングの闇
[ 関連タグ ]ケイダッシュ|バーニング|川田亜子
『Making 世界一』(東京書籍)
昨年の「ミス・インターナショナル」で、日本人として初めてグランプリに選ばれた吉松育美が、大手芸能プロ「ケイダッシュ」の幹部で、関連会社「パールダッシュ」社長の谷口元一氏を11日、威力業務妨害で警視庁に刑事告訴、ならびに東京地裁に民事提訴したことを「週刊文春」(文藝春秋)12月19日号と同誌の電子版が報じている。
同誌によると、谷口氏は吉松の海外エージェントであるマット・テイラー氏と以前から金銭トラブルになっており、テイラー氏に1,000万円の借金返済を求めていた。だが、テイラー氏と連絡がつかなかったことが発端で、谷口氏が収録現場に押しかけて吉松を追いかけたり、吉松の実家に電話をかけたり、探偵を使って自宅を撮影させる、仕事関係先に電話をかけるなどの、執拗につきまとうストーカーまがいの行為で業務を妨害。
この谷口氏による関係方面への圧力が原因で、主催者サイドから「マスコミが騒ぐと困るから、世界大会は体調不良を理由に参加を自粛してほしい」と言われ、現役ミスとしての最後の務めを果たすことができなかったという。
吉松は11日に更新した自身のブログで、同誌の取材を受けたことを明かし、「やっと掴んだ大きな夢を一瞬にして、ハンマーでぶち壊された気分でした。この感情というのは、容易に言葉に表すことのできないものです」と告発に踏み切った胸中を暴露した。
「谷口氏とマット氏の因縁は浅からぬものがあった。08年5月に元TBSアナウンサーで当時はフリーだった川田亜子さんが自家用車の中で練炭自殺したが、谷口氏との交際のもつれが死因として浮上。その際、マット氏は川田さんの“最後の恋人”としてメディアに登場し、谷口氏を“糾弾”。その後、マット氏が谷口氏を名誉毀損・脅迫・業務妨害などで東京地裁に提訴していた。生前、川田さんがマット氏に谷口氏を紹介。その際、マット氏に貸した金が返ってこず、金銭トラブルに発展。吉松はマット氏がエージェントでなければ、今回のトラブルに巻き込まれることはなかった」(週刊誌記者)
今後、吉松は録音や写真を証拠として提出する予定だというが、これまで谷口氏が芸能界で振りかざしてきた“威光”は、吉松にはまったく通用しなかったようだ。
「谷口氏といえば、所属は川村龍夫会長率いる『ケイダッシュ』だが、長年“芸能界のドン”ことバーニングプロ・周防郁雄社長の“鉄砲玉”として汚れ仕事をこなし、『所属ケイダッシュ、本籍地バーニング』と言われていた。今までは女性タレントに手を出そうが、ほかの事務所のタレントの仕事を、謀略を巡らせて“強奪”しようが、周防氏の威光をちらつかせて切り抜けてきた。ところが、吉松は今後も芸能界で成り上がろうという未練がなかったので、周防氏の威光がまったく通用しなかった」(芸能プロ幹部)
今後の警察の動きと訴訟の行方が、非常に注目される。
「ミス・インターナショナル」吉松育美が巻き込まれたストーカー騒動、そのウラに意外な因縁
文春も動いた…『八重の桜』プロデューサーのモーニング娘。性接待疑惑
ジャニタレの移籍を巡る、バーニングの暗躍をつづった『ジャニーズ帝国崩壊』
川田亜子アナ自殺事件の「疑惑の男」がストーカー行為…殺されるまで警察は動かない?
「母の遺言書があった」宇多田ヒカルが実父バッシング報道と対決へ
アダルト系出版社に出頭要請 エロマンガをめぐり警視庁に新たな動き
ホリプロに続きアミューズも…芸能事務所がアニメ業界へ本格参入の動き
はるな愛が「国生さゆりの夫、横取り疑惑」で証明した!? キレイなオッサンの魔性の力
真説!? タイ広報大使・名倉潤の前世はやっぱりタイ人だった!!
芸能界を牛耳る巨大タブー"バーニング後継問題"を追及する
- 「周防氏の威光は通用せず……」現役ミスが暴いた“芸能界のドン”率いるバーニングの闇
- 「どうせまた『裏切られた』と……」婚約発表の浜崎あゆみ 親族・側近もあきれる“軽はずみ愛”
- 「価値が高いのはどっち!?」氷川きよしがAKB48に“無銭握手”求め、ファン騒然
- もはや意外性ゼロ!? 『あまちゃん』女優・橋本愛に“深夜ネオン街徘徊&看板パンチ”報道
- 博多華丸・大吉 地味ささえも武器に……“九州芸人”の象徴的コンビが「二度売れた」理由とは
- “あまちゃん効果”で再浮上した薬師丸ひろ子の、異質すぎる「アイドル女優」人生