女性芸能人たちが資産家の男性らから巨額の金を受け取り、売春行為をしていた証拠を検察がつかみ、捜査を行っていることが判明した。関与しているとされる芸能人の中には、スター級の人物も含まれているという。
水原地検安山支部(キム・ヒジェ支部長)によると、検察は30代の有名女性タレントを含む女性芸能人たちが、ベンチャー企業の経営者や大企業の役員などに対し売春行為をしていたとされる容疑について捜査を行っているという。女性芸能人らはブローカーを通じて資産家たちと知り合い、売春行為をしていたとのことだ。検察は問題の芸能人らに対しすでに事情聴取を行い、また売春の相手とされた男性らに対する捜査も行っているという。
検察などによると、捜査対象になっている女性タレントは1990年代、ミスコンテストで入賞した後芸能界入りし、映画やテレビドラマで数回にわたり主役を務めたという。また別の女性タレントも巨額の金を受け取り売春行為をした疑いが持たれている。
検察は今年8月以前から、一部の女性芸能人が資産家の男性らから金を受け取り、売春行為をしているとの情報を得て、捜査を行ってきたという。
だが、名前が挙がっている女性芸能人らと、相手とされる男性らは売買春容疑を否認しており、立証は容易ではないとみられる。水原地検安山支部の関係者は「売買春をあっせんしたブローカーに対し、今年8月に2回にわたって逮捕状を請求したが、裁判所に却下された。現時点では新たに逮捕状を請求する対象者が出てくる可能性は高くないが、引き続き捜査を進めている」と語った。