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視力1.0未満高校生 過去最多に12月14日 7時4分
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視力が1.0に満たない子どもの割合は増加傾向にあり、なかでも高校生は3人に2人を占め、文部科学省が調査を始めてから最も多くなっていることが分かりました。
文部科学省は子どもの健康状態を把握するため主な病気などについて毎年、調査を行っていて、今年度は全国の5歳から17歳までの335万人が対象になりました。
その結果、視力が1.0に満たない子どもの割合は▽幼稚園児で24.5%、▽小学生で30.5%、▽中学生で52.8%、▽高校生で65.8%と年齢が上がるにつれて多くなっています。
特に高校生は3人に2人を占め、調査を始めた昭和54年度以降、最も多くなりました。
子どもたちの親の世代に当たる30年前と比べると、▽小学生で12ポイント、▽中学生で17ポイント、▽高校生で14ポイント増えています。
これについて文部科学省は「パソコンやゲームに向かう時間が増えたことに加えて、携帯電話やスマートフォンを持つ子どもが増えたことも影響しているのではないか」と分析しています。
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