2007年08月20日
写真展Kids Photographers 「子どもは天才」
その写真展は Kids Photographers 「子どもは天才」 というものです。
横浜市立盲特別支援学校の子供たちの撮った写真の展覧会です。
目の見えない(実際は完全に見えない人ばかりではないようです)子供たちが写真を撮るというのはどういうことだろう。ある子は電車が好きでこれがJRこれ東急というように音で電車の種類を聞き分けるそうですが、音のするほうに向けてシャッターを切ってみたそうです。別の子はいつもの通学路で気になる鳥の大群をやはり音を頼りに撮影したそうです。近所の小さな女の子に「とって」といわれて撮った写真もありました。(ぼくはこの写真がとても好きです)お母さんの助けを借りながら撮りたいイメージを伝えて方向を教えてもらってシャッターを切ったという方法もあったようです。
目が見えないまたは見えにくいということでの苦労はもちろんあったようですけれど、それよりも写真を撮ることがそのために家族友人とのいつもとちょっと違ったコミュニケーションがとれたり、発表することでできる自己表現などの楽しさが思いっきり前面に出ているとてもハッピーな写真展でした。
写真を撮ることに興味のある方、写真を見ることに興味のある方、子育て中の親、子供たち、何らかの障害や病気と闘っている方。そんな方たちに是非ごらんになっていただきたい写真展です。
写真は見る人を選びます。これらの写真を受け止められる人がいたからこの写真展は成り立ったのでしょうし、写真集にまとめられることにもなったのでしょう。
まとめたのは 有名な写真家である 管 洋志(すが ひろし)さんという人です。菅さんのホームページはこちら。写真展写真集の詳細もこちらのページ内のものです。
撮影から写真展、写真集出版というこの一連のプロジェクトにはとても興味があります。写真のチカラというようなものが絶対にあるだろうと思うからです。
ぜひ横浜観光とともに見に行ってあげてください。8月26日まで開催中です。土曜日曜には子供たちも来場しているようです。ぼくも点字サインをいただきました^^写真展詳細はこちら。
Posted by suzuya at 15:06│Comments(0)
│写真ノ話
		
			
                
                
		
		
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