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ソウル市の新庁舎、 環境にやさしい最先端の建物に
2007-10-11 VIEW : 1529
グレードアップしたソウル市の新庁舎の建設計画案が、最近、文化財委員会で承認され、最終確定しました。
3月16日、新庁舎の建設計画案が条件付きで許可を得、今月5日に開かれた文化財委員会で市の新庁舎の建設計画案が最終承認されたことによるものです。新庁舎は、環境にやさしい最先端の22階建てとして、2010年9月、今の市庁舎の隣に建てられます。
新庁舎は、外観の全面をガラス張りに仕上げた鉄骨の建物として、8面の多角形に設計されました。述べ床面積は7万2450平方メートルと、当初計画より1万7518平方メートル縮小されましたが、文化スペースは16.6%から30%と倍近く拡大されるなど嬉しいニュースもあります。文化スペースには、サイバー広報館、IT展示館、就職情報センターなど、市民のための充実した空間が設けられる計画です。
既存の庁舎が静粛で重いイメージであったのに対し、増築予定の新庁舎は、ダイナミックで軽快な姿に設計されました。また、周辺景観との調和も図り、同敷地内に過去と未来が共存するコンセプトとなっています。
登録文化財である現庁舎の本館中央ホールと外壁はそのまま残り、リモデリングをへて、先端のデジタル図書館及び家族図書館に生まれ変わります。
新庁舎の進入部には、乙支路(ウルチロ)や太平路(テピョンノ)をつなぐピロティ式の歩行路が設けられ、新庁舎と旧庁舎の間を市民が自由に行き来できます。また、高層部の業務施設は德壽宮(トクスグン)文化財に最大限に配慮し、最大離隔距離を基準に最小限の規模としました。
そして、透明な二重のガラス壁の間には、ソウル広場と德壽宮の緑地を視覚的につなぐバーティカルガーデン(垂直庭)のような造園スペースがつくられ、環境にやさしい都市、ソウルのイメージをアピールします。
新庁舎は、太陽熱、太陽光発電、地熱などの新再生エネルギーとブロードバンド情報通信建物の特級認証の新技術を導入、最先端・エネルギー節約及び環境にやさしい建築物です。ソウル市は、11月初め、新庁舎の起工式を予定しており、2010年9月に竣工する見通しです。
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