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「新幹線新駅が視野」 県議会で知事所信表明

(2013/12/ 2 14:01)

 県議会12月定例会は2日開会し、川勝平太知事は県政の諸課題に対する所信表明で、静岡空港の防災機能強化を進めることで「新幹線新駅の設置も視野に入ってくる」と述べ、JR東海の理解を得て新駅実現に取り組む考えを示した。
 知事はこれまでにも質問戦などで静岡空港への新幹線新駅の必要性などに言及してきたが、所信表明で明確に新駅設置の可能性に踏み込んだのは初めて。
 知事は10月の太田昭宏国土交通相との会談で「静岡空港の首都圏空港としての機能強化への対応や防災拠点としての活用を提案し、『本格的に検討する』と回答をいただいた」と説明し、国と調整を図る意向を強調した。
 静岡空港の経営改革では、富士山静岡空港株式会社への出資金1億1千万円などを追加する2013年度一般会計補正予算案の提出を踏まえ、「将来的には全国の地方管理空港に先駆けた運営体制を構築し、にぎわいにあふれた魅力ある空港を目指す」と述べた。
 2020年の東京五輪に向けた合宿誘致も進め、観光振興や世界との交流促進に努める考えも示した。
 定例会の会期は20日までの19日間。補正予算案や法人事業税超過課税を5年間延長するための条例改正案、県教育委員の人事案件など22議案を上程した。

 

 

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