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オウム平田被告 拉致事件遺族と示談12月13日 12時59分
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来年1月から裁判が始まるオウム真理教の平田信被告が、東京で起きた公証役場事務長の拉致事件の遺族に対し、事件への謝罪と1000万円の支払いを申し入れ、真相究明に協力することを条件に遺族と示談したことが分かりました。
オウム真理教の平田信被告(48)は、平成7年に東京・品川区で起きた公証役場の事務長だった假谷清志さん(当時68)の拉致事件などで起訴され、来年1月から裁判が始まります。
假谷さんは拉致された後教団の施設で死亡しましたが、長男の実さんの弁護士によりますと、ことし6月に被告から事件について謝罪し、1000万円を支払いたいという申し入れがあったということです。
遺族は真相究明に協力するという条件を追加させたうえで、実さんら遺族4人との間で示談することで合意したということです。
遺族に対しては平田被告からこれまで、「罪の重さにおわびの言葉もありません」、「事件を心より反省します」などと謝罪する4通の手紙が送られています。
実さんは教団の一連の事件で初めて「被害者参加制度」で裁判に参加する予定で、「被告は約束したのだから真相究明に向けて本当のことを話すのだと思う」と話しています。
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