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国際
「東海」併記の法案提出 米バージニア州議会 韓国系、ロビー活動活発化
【ワシントン=青木伸行】米バージニア州議会の民主、共和両党議員が12日までに、州内の公立学校の教科書に、「日本海」に加えて韓国での呼称である「東海」を併記することを求める法案を新たに提出した。来月上旬にも審議に入る見通し。背景には韓国系団体の根強いロビー活動があり、同州での法成立を実現し、これを足がかりに「日本海」の単独呼称を支持する連邦政府と全米に併記の動きを拡大する狙い。
法案を提出したのは同州議会のリチャード・ブラック(上院、共和)、デイビッド・マースデン(上院、民主)、ティモシー・ヒューゴ(下院、共和)の3議員。州上院教育厚生委員会では昨年1月、マースデン氏が単独で提出した法案が賛成7、反対8の1票差で否決された経緯がある。
今回は“再挑戦”。しかも法案は3本に増え、韓国系ロビー団体の浸透ぶりがうかがわれる。法案の内容は、いずれも「州教育委員会が公立学校用として承認したすべての教科書に、『日本海』と『東海』を併記する」(ブラック氏)というもので、3法案が1本化される見通しもある。
国際水路機関(IHO)は1929年から、一貫して国際的に確立された唯一の名称として「日本海」の呼称を使用している。
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