2013年12月12日20時48分
海上保安庁は12日、尖閣諸島の領海警備を強化するため、大型巡視船9隻の新造・改修を前倒しするなど、230億円の今年度補正予算案を発表した。2014年度当初予算の要求分を一部前倒しし、領海侵入を繰り返す中国公船への対応を急ぐ。
当初予算では1千トン型巡視船6隻の新造を求めており、今回の補正で16年度末の完成予定が数カ月早まる見通し。ヘリコプター搭載型巡視船1隻の改修と、建造中の2隻の工期も早める。巡視船の完成が早まるのに対応するため、乗組員や海上保安学校の学生など定員306人の増員も求める。
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朝日新聞官邸クラブ
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