SmartNews > 媒体運営者の皆様へ
「SmartNews」は、ビッグデータのリアルタイム処理、自然言語解析、最良のユーザ体験構築などの技術的知見を結集して誕生した、次世代のスマートフォン向けニュースアプリです。
日々1000万件を超える膨大なコンテンツの中から、読まれるべき良質な情報を見つけ出し、数多くのアクティブなユーザに、発見と驚き、そして快適な閲覧体験を提供しています。
価値あるコンテンツを日々提供される媒体運営者様は、そのコンテンツをWebサイトに留まらず、ソーシャル、そしてモバイルへと積極的に展開することで、ユーザを拡げ満足度を高めていく時代です。SmartNewsは、このようなコンテンツをめぐる新しい環境をリードし、数多くのメリットを、コンテンツ消費者と媒体運営者様に提供いたします。
本ドキュメントでは、おもに媒体運営者の皆様に向け、SmartNewsの概要とご提供できるメリット、コンテンツ配信に対する考え方を説明いたします。
SmartNewsは、AndroidまたはiOSを搭載したスマートフォンおよびタブレット端末で動作するニュースアプリケーションです。ニュースの配信にあたっては、原則として人の手を介さず、ソーシャルメディアへの膨大な書き込みをリアルタイム解析することにより、いま話題性の高い注目の記事を自動的に選定していることが大きな特徴です。
エンタメ、スポーツ、政治、経済などの情報チャンネルを、新聞をめくるような感覚で軽快に行き来しながら、多様なメディアからの様々な視点に基づく記事を1つのアプリに集約して閲覧できます。
シンプルで直感的な操作、読みやすい情報レイアウト、朝・昼・夜のプッシュ通知、電波がつながりにくい環境でも記事を閲覧できるSmartモードなどの利点を備え、利用者から高い評価をいただいています。
SmartNewsの画面は、記事の一覧画面、Webモード、Smartモードの3つから構成されています。
記事のジャンル別に、見出し、サムネイル、サイト名が一覧形式で表示されます。記事の所属ジャンルや表示順序は、アルゴリズムにより自動的に決定されています。特定の記事をタップすると、Webモードに遷移します。
Webモードは、アプリ内ブラウザを用いて、記事が掲載されている媒体社サイトのWebページをそのまま表示します。ユーザが一覧画面で記事をタップした時点で、Webページへのアクセスが必ず発生します。Smartモードに遷移するとき、およびSmartモードから記事の一覧画面に戻るときには、必ず一旦Webモードの表示を経由します。
Smartモードは、記事を簡易的なレイアウトに変換した上で表示するモードです。電波がつながりにくい環境において、Webモードが表示できない場合でも、快適にコンテンツを閲覧することができます。
Smartモードの表示中も、Webモード(アプリ内ブラウザ)によるオリジナルWebページの読み込みは継続しています。Webページの読み込みが完了した際には、「Webの読み込みが完了しました」と画面下部に通知されます。その後Webモードに戻れば、オリジナル記事全体を閲覧可能です。
なお、Smartモード内の関連記事などハイパーリンクをタップした場合、その表示はWebモードで行われます。
SmartNewsは、媒体運営者様に下記のような多数のメリットをご提供しています。2013年12月現在、41社66媒体との提携を進めており、今後も媒体運営者様への協業のご提案とメリットの強化を行ってまいります。
Webモード表示や、Smartモード中の関連記事へのリンク、メディアロゴの掲出などにより、オリジナルWebページへのアクセスが発生し、トラフィックの増加が期待できます。コンテンツ発見エンジンとして、スマートフォン・タブレット端末上での読者獲得が見込めます。
2013年11月の実績では、上位51件の媒体で、それぞれSmartNewsから月間100万PV以上のトラフィック誘導がもたらされています。
Smartモードで表示されるコンテンツ内に、媒体運営者様が指定する広告の掲出をサポートしています。これは表示のためのサポートに留まり、Smartモードにおける広告主と媒体運営者様との取引に関与するものではありません。
媒体運営者様が希望される場合に、SmartNews内でのアクセス情報を可視化可能な管理ツールを提供しています。また、Webモードによるアクセス効果を正確に測定するため、URLにトラッキングパラメータを付与する等のカスタマイズも承っております。
SmartNewsにおいて特に配信頻度の高い媒体を対象とし、専用の追加コンテンツチャンネル「チャンネルプラス」の開設を随時ご相談させていただいております。チャンネルプラスを通じて、読者と媒体との定常的な接触機会が生まれ、これまで以上に強固なエンゲージメントを形成することができます。
2013年12月13日現在、以下26媒体のチャンネルプラスが開設されています。
2013年12月の時点で、チャンネルプラスの総購読者数(のべ)は300万人を超え、最も人気の高いチャンネルの購読者数は約25万人となっています。
Webモードを表示するために発生するオリジナルWebページへのアクセスは、AndroidまたはiOSが標準で備える、アプリ内ブラウザコントロールを用いて行われます。このブラウザコントロールは、OSの仕様上、OS標準のWebブラウザアプリ(Safariなど)とCookieを共有していません。この動作は、Facebookアプリ、Twitterアプリなど、外部のWebページにアクセスする機能を持つ他のスマートフォンアプリと完全に同等のものです(どのアプリも、OS標準のWebブラウザとCookieを共有することはできません)。
2013年12月13日現在、SmartNewsのWebモードから媒体社サイトへのアクセスにはリファラ情報が付与されないため、SmartNewsから媒体社サイトへのアクセス数が分かりづらいとのご指摘を受けています。この点については、SmartNewsからのアクセスであることを明示するリファラ情報を付与するよう、近日中に仕様変更を実施する予定です。
Smartモードを表示するために発生する、オリジナルWebページのHTMLコンテンツの逐次的な取得は、媒体社サイトにアクセスが集中することによる過負荷を回避し、効率的な通信を実現するために、プロキシサーバ(中継用途のサーバ)を経由させ実行しています。
プロキシサーバのキャッシュデータは、15分程度で破棄されます。オリジナルWebページのコンテンツに修正や削除があった場合でも、15分以内にはWebページからの再取得が行われますので、ユーザ端末は、ほぼ最新のコンテンツを受信することになります。
SmartNewsは、情報発信者からの意思表示をいただいた場合に、SmartNewsロボットによる以後の情報のクロール、インデックス、および配信処理の停止措置を実施しています。
SmartNewsが情報発信者の事前許諾を得ずに情報収集する立場をとる理由は、SmartNewsロボットが、ソーシャルメディア上で言及された無数のWebサイトを解析対象としており、すべてのWebサイトオーナーから事前許諾を得ることが事実上困難と考えているためです。
SmartNewsロボットは、著作権法施行規則にのっとり、Webサイトに設置されたrobots.txtファイル、またはHTMLファイルに記述されたmetaタグにて情報の収集を禁止する指定がなされている場合にはその指定に従い、SmartNewsアプリへコンテンツの配信を行いません。また、媒体運営者様から直接要請をいただいた場合も、コンテンツの配信を停止しています。
また、スマートフォンでのコンテンツの閲覧を有料化しているサイトなどを発見した場合、サイトのビジネスに悪影響を与えないため、SmartNewsは自主的にコンテンツの配信を停止しています。
以下の方法により、WebページがSmartNewsロボットにクロールまたはインデックスされないよう制御することが可能です。
Webページがホストされているドメインのルートにrobots.txtファイルを設置し、Disallowルールを用いて、ユーザエージェント"Crowsnest"からのURLのクロールをブロックします。robots.txtファイルの仕様については http://www.robotstxt.org/robotstxt.html をご参照ください。
WebページのHTMLコードにmetaタグを設置し、noindex指定を用いて、Webページのインデックスをブロックします。metaタグの仕様については http://www.robotstxt.org/meta.html をご参照ください。
コンテンツの配信停止依頼は、メールでも受け付けております。 info@smartnews.co.jp 宛にお問い合わせをお願いいたします。
SmartNewsは、ソーシャルメディアのリアルタイム解析をもとに、多種多様なWebサイトから情報を収集し、ニュースの注目度を自動的に推定して重み付けを行い、アプリに配信しています。情報の選定は統一的な基準に基づいており、特定媒体の記事を優先的に掲載する措置は、チャンネルプラスを除き原則として行っておりませんのでご了承ください。
コンテンツの選定基準の詳細は公開しておりませんが、一般的には、Webサイトへの注目度が高まるごとに、SmartNewsへの情報掲載機会は増加いたします。
本項では、ユーザ端末にインストールされたSmartNewsアプリが、SmartNewsサーバおよび媒体社Webサイトから情報を取得する方式の詳細をご説明します。
1. ユーザがSmartNewsアプリを起動すると、SmartNewsサーバは、ユーザがあらかじめ指定したカテゴリに応じて、SmartNewsロボットが収集したWebページのURL、見出し、サイト名、サムネイルURLを、ユーザ端末に送信します。それに続いて、ユーザ端末は、各WebページのURLへ逐次アクセスを行い、HTMLコンテンツを取得します。このとき、Webサイトへのアクセス負荷を軽減し、効率的な通信を実現するため、プロキシサーバを利用します。
2. SmartNewsアプリの記事一覧画面は、SmartNewsサーバより受信したWebページの見出しとサイト名の一覧をカテゴリ別に表示します。さらに、ユーザ端末は、各サムネイルURLへ逐次アクセスを行い、サムネイルを取得して表示します。
3. ユーザが、記事一覧画面から閲覧したい記事を選択すると、Webモードに遷移します。このときユーザ端末は、アプリ内Webブラウザ上で当該記事のオリジナルURLを読み込み、Webページを表示します。
4. ユーザ、Webモードで読み込みを待機しているとき等にSmartモードを選択すると、ユーザ端末は、1.の逐次アクセスにより取得していたHTMLコンテンツを、Smartモード用のレイアウトに変換したうえで表示します。
このドキュメントに対するご質問、ご意見、広告掲出に関するお問い合わせ、アクセス情報の提供に関するお問い合わせ、その他のお問い合わせは、 info@smartnews.co.jp 宛にお願いいたします。