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3.11の後に津波型の建物を建設! ソウル近郊「反日スポット」ここまでやるか![大新聞が報じない「韓国」の馬脚]〈週刊新潮〉

Book Cafe 矢来町ぐるり 12月12日(木)11時46分配信

■全土が反日スポット

 ソウル市内の地下鉄駅の構内にも、新たなスポットができている。韓国に詳しいライターが言うには、

「2010年、市庁駅など数駅に、ショーケースに入った竹島の精巧なミニチュア模型が置かれ、港に接岸する船や島にある施設まで再現されています。もちろん“独島は韓国のもの”と、ハングルばかりか英語、日本語でも書かれています」

 日本人には理解できない抗弁によって、反日スポットとして浮上した場所もある。先の室谷氏が言う。

「韓国の国宝第1号であるソウルの南大門で、08年の放火で楼閣はほぼ焼け落ち、5年がかりの修復作業の末、今年5月に完工式が行われました。しかし、すぐに彩色が剥がれ、材木や瓦にヒビが入ったため、安い資材を使うなどの手抜き疑惑が浮上し、朴槿恵大統領は辺英燮文化財庁長官を更迭しました。その辺氏の訴えは“日本製の接着剤や塗料を使ったから”。結果、南大門も新たな反日の象徴になりそうなのです」

 要は、日本人を責める材料になりさえすれば、なんでもいいのである。

 先に市庁舎のところで風水に触れたが、いかにも風水を重んじる韓国らしい反日スポットを紹介するのは、先の国際部記者である。

「今年9月、朝鮮日報に驚くような寄稿がありました。又石大学の教授が“(南西部全羅南道の)実相寺は日本に流れる地の気を遮断するために建てられた”“日本列島を連想させる紋様がある寺の鐘を一突きすると、富士山を一発殴ることになる”“風水で日本を制圧できる”と主張し、寺を訪ねて日本に影響を及ぼすことを奨励したのです」

 辺鄙な場所にある寺の訪問者は増えたという。

 寺をもうひとつ。韓国に現存する唯一の日本式寺院といわれる東国寺で、宗教ジャーナリストの小川寛大氏が言う。

「日韓併合後の1913年、曹洞宗が建立した寺で、戦後は荒れていましたが、政府や群山市の公費によって整備され、きれいに保存されています。要は、韓国政府が日帝統治時代の負の遺産として、日本の過去の侵略をアピールすべく、公金を投入して保存することになった。周辺には“現存する唯一の日本式寺院”という看板なども立っていますが、親日的な表現ではなく“日本がしたことを忘れるな”という攻撃的なメッセージなのです」

 そこもかしこも反日スポットの韓国だが、

「私に言わせれば、韓国全土が反日スポットです」

 と言い切るのは、前出の大学教授である。

「韓国では自国の歴史に関わることはすべてが反日になります。南西部の木浦の博物館など、中国共産党による虐殺の写真を日本軍の蛮行だとして紹介している。学校の教科書も反日を促していて、その意味では学校も反日スポットです」

 こういう国とわかり合えるだろうか。1000年過ぎても難しいかもしれない。

※「週刊新潮」2013年12月5日号

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最終更新:12月13日(金)11時24分

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