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アラーム音気付かず患者死亡
12月13日 20時56分

埼玉県川口市の済生会川口総合病院で、おととし1月、入院患者の心臓に異常が起きたことを知らせるアラーム音に看護師がすぐに気付かず、患者が死亡する事故があったことが分かりました。

病院の発表によりますと、おととし1月、心臓の手術を受けて入院していた71歳の女性患者の心電図が異常を示し、ナースステーションでアラーム音が鳴りましたが、看護師がすぐに気付かず10分後に看護師が駆けつけたときは女性は意識を失っていて、およそ2時間後に死亡したということです。
病院が事故調査委員会を設けて調査したところ当時、病棟の中ではさまざまな種類のアラーム音が鳴っていて、看護師は別のアラーム音と聞き間違えて対応が遅れ、患者の死亡につながったことが分かりました。
病院は患者の遺族に謝罪する一方、埼玉県に医療事故報告書を提出したということです。

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