Updated: Tokyo  2013/12/13 20:57  |  New York  2013/12/13 06:57  |  London  2013/12/13 11:57
 

アジア株:下落、米緩和縮小の観測で-週間では2週連続安

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  12月13日(ブルームバーグ):13日のアジア株式相場 は下落。MSCIアジア太平洋指数は週間ベースで2週連続安となっている。米経済指標の改善を受けて、早ければ来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小が決定されるとの観測が広がった。

金生産で中国2位の招金鉱業は香港市場で2.3%安。金相場の値下がりが響いた。東京市場ではNTTが安い。トヨタ自動車は上昇。

MSCIアジア太平洋指数 は香港時間午後2時3分(日本時間同3時3分)現在、前日比0.4%安の137.59。10業種中9業種が値下がりしている。週間ベースではこのままいけば1.4%安となる。

IGの市場ストラテジスト、エバン・ルーカス氏(メルボルン在勤)は電子メールで、「米緩和縮小開始はあと数日、数週間のうちとみられており、世界的に影響が強まり始めている」と指摘。「非伝統的な金融政策の解消は長期的には良いことだが、短期的には混乱を招くだろう」と述べた。

原題:Asian Stocks Fall, Head for Second Weekly Loss, on U.S.Outlook(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:東証 Yoshiaki Nohara ynohara1@bloomberg.net;シドニー Adam Haigh ahaigh1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Sarah McDonald smcdonald23@bloomberg.net

更新日時: 2013/12/13 16:08 JST

 
 
 
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