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「中期防」 オスプレイ17機購入12月13日 18時18分
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防衛省は来週閣議決定する「中期防=中期防衛力整備計画」で、今後5年間に、中国の海洋進出の活発化を念頭に離島防衛を強化するため、陸上自衛隊に水陸両用車52両を整備するほか、オスプレイを17機購入するとしています。
政府は来年度から5年間の防衛費の総額などを定める「中期防=中期防衛力整備計画」などを、来週17日に閣議決定することにしています。
これを前に、防衛省は中期防に盛り込む防衛装備品をまとめました。それによりますと、中国の海洋進出の活発化を念頭に、離島防衛を強化するため、陸上自衛隊に水陸両用車52両を整備するほか、部隊を速やかに展開するため、新型輸送機オスプレイを17機購入するとしています。
また、南西地域の警戒・監視活動を強化するため、無人偵察機を3機導入するとしており、アメリカ軍の「グローバルホーク」を検討しています。
さらに、陸上自衛隊の戦車や火砲を削減する一方で、新たに開発した、戦車のような大砲を積んでタイヤで走る、機動戦闘車を99両、購入する計画です。
こうした防衛力の整備には、5年間でおおむね24兆6700億円必要となるものの、防衛関係費の総額は23兆9700億円程度とするため、調達改革でコストを抑えることなどによって防衛省が、およそ7000億円を捻出して、財源を確保するとしています。
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