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【プロ野球】野村「マエケンと争う」 2000万増6000万円でサイン2013年12月13日 紙面から
広島の野村祐輔投手(24)が12日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万増の年俸6000万円で更改した。自身初の2桁勝利でクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した右腕は、来季に向けて「マエケンさんと争えるように頑張りたい」と、前田健太投手(25)に続く次代エースに名乗りを上げた。 「(前田健が)大リーグに行くかは分からないけれど、大竹さんは巨人に行かれたし、本当に頑張らないといけないと思う」と野村。絶対エースの前田健は10日の契約交渉の際、近い将来の大リーグ挑戦願望を表明。昨季10勝の大竹は巨人へFA移籍した。 野村はといえば、ルーキーだった昨季は9勝を挙げ、新人王。今季は12勝6敗、防御率3・74。チームは16年ぶりにAクラス入りし、初のCS進出を果たした。それでも「個人的には前半悔しい思いをした」と反省する。4月に不振で2軍落ちするなどし、防御率、投球回数は昨季を大きく下回ったためだ。 来季は投球回数にこだわる。「1年目(172イニング2/3)以上は投げたい。イニング数の多い人は皆いい投手」と野村。そして巨人戦での初白星も目指す。2年間で3度先発し0勝1敗。10月のCS第3戦では、4イニング2失点で敗戦投手になった。年俸でプロ入りは1年遅い、同級生の巨人・菅野(7000万円)に抜かれたことも発奮材料だ。 今季12勝6敗の数字に「調子が悪くても修正してゲームをつくれるようになった。マウンドで気持ちに余裕があった」と手応えもある。今オフは一年間ローテを守る体づくりと直球の威力増にこだわり、新球シュートにも挑戦中だ。23年ぶりの優勝へ、若き右腕は「全てで成長したい。今年を上回りたい」と言葉に力を込めた。 (山本鋼平) (金額は推定) PR情報
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