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【プロ野球】星野監督 連覇へアロハ指令2013年12月13日 紙面から
【ホノルル(米ハワイ州)井上学】常夏の空気が連覇へのヒントになった。リーグ優勝と日本一を果たした楽天が11日(日本時間12日)、仙台発のチャーター便で現地入り。別便で移動した星野仙一監督(66)はホノルル空港でチーム本隊を待ち受け、連覇を実現するための『アロハ指令』を出した。 毎年のように訪れているハワイとはいえ、やはり優勝旅行は格別だ。青い空を眺め、まぶしそうに目を細める。すると、連覇を達成するためのキーワードがひらめいた。「頭を使え」「露出を増やせ」「ハッタリをかませ」。それぞれの頭文字を取って、「アロハやな」と含み笑いを浮かべた。 まずは「ウチはまだまだ野球が下手」と技術、戦術を磨くことを選手に求めた。成績が伸びればメディア露出も増え、知名度アップにつながる。「もっと全国区の選手が増えてほしい。今は田中と嶋ぐらいやろ」。そして、「ハッタリ」と受け取られるぐらいの高い目標を持つことの効能を説く。シーズン前、星野監督は「優勝する」と公言し、その通りの結果を残した。「口に出せば、困難な夢もかなうこともある」と実感した一年だったからだ。 ただ、今季の結果は真の実力ではないとも自覚している。「ウチが優勝するなんて誰が思っていたか。奇跡みたいなもんや」。来季はエース田中がメジャー移籍する可能性があり、他球団の警戒も強くなる。連覇を成し遂げるためには、さらなる成長が必要。『アロハ指令』に選手が応えることを願い、優勝旅行の初日を過ごした。 PR情報
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