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東京都の猪瀬直樹知事(67)が徳洲会グループから現金5000万円を受け取っていた問題で、猪瀬氏が10日の都議会での説明の際にウソをついていたことが12日、明らかになった。現金受領後、すぐに帰宅したと説明していたが、実際には個人事務所に立ち寄っていたことが公用車の日誌に残された記載によって判明。猪瀬氏は「記憶違い」と釈明している。
徳洲会マネー問題で釈明に追われる猪瀬氏だが、発言の信ぴょう性を揺らがせる「ウソ」が明らかになった。
これまで本人が行ってきた説明によると、猪瀬氏は昨年11月20日午後、徳田毅衆院議員(42)=鹿児島2区=から衆院第1議員会館(千代田区)の事務所で現金5000万円を受け取った。当日の行動について、10日の都議会総務委員会では「(議員会館に入ったのは)大体午後6時とか6時半。(現金受領後)まっすぐ自宅に帰ったと思う」と説明していた。
ところが、都によると、当時副知事だった猪瀬氏の公用車の同日の日誌には、午後7時に新宿区の都庁を無人で出発。同20分に港区に到着し、同40分に猪瀬氏を乗せて午後8時35分に町田市の自宅に着いた、とする記載があった。
猪瀬氏は特別秘書を通じ、「議員会館からタクシーで港区の個人事務所に行き、秘書と打ち合わせをした。その後、公用車で帰宅した。記憶違いだった」と釈明している。これまでの説明では、当日同時間帯の公用車の使用をそもそも否定していた。
今回の「ウソ」は、5000万円の借用理由についても新たな疑義を投げかけることになる。これまで、受け取った現金について「知事選とは関係がない個人的な借用。受け取ったことは当時、妻以外は知らなかった」と繰り返してきたが、受領翌日の11月21日は都知事選立候補を表明した当日。札束の入った紙袋を手にした状態で個人事務所での打ち合わせに臨んでいたことになり、「個人的な借用」「妻以外は知らなかった」という説明の信ぴょう性も揺らいできた。
都議会は来週も3日間にわたって問題についての審議を行う予定で、猪瀬氏は今後、当日の事務所内での行動についても厳しい追及を受けることになりそうだ。
(2013年12月13日06時03分 スポーツ報知)
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