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ロシア大統領 極東発展は優先課題12月13日 1時12分
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ロシアのプーチン大統領は年次教書演説の中で、「極東やシベリアの発展は21世紀全般にわたる国家の優先課題だ」と述べ、日本とロシアの経済協力の柱でもある、極東・シベリア地域の開発に力を入れていく姿勢を強調しました。
プーチン大統領は12日、モスクワのクレムリンで年次教書演説を行い、「極東やシベリアの発展は21世紀全般にわたる国家の優先課題だ」と述べ、これまで以上に明確な表現で、極東・シベリア地域の開発に力を入れていく姿勢を強調しました。
そして、5年間の免税措置を受けられる経済特区を設けていく計画を明らかにしました。
極東・シベリアの開発は日本とロシアの経済協力の柱の一つで、日本の企業は進出に向けた動きを活発化させています。
ロシアは日本の投資や高い技術力を得ながら、この地域の開発を進めたい考えで、プーチン大統領としては、極東重視の姿勢を明確に打ち出すことで、日本との協力の強化にも期待を示したものといえます。
また、プーチン大統領は「ロシアが太平洋に向いていくことは、経済の新たな可能性を切り開くとともに、対外政策を積極的に展開する手段になる」と述べ、この地域の経済発展をアジア太平洋地域への影響力拡大につなげたい考えを示しました。
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