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設楽テレビ王V2!番組出演数615本

 お笑いコンビ、バナナマンの設楽統(40)が、昨年に続き今年もテレビ番組出演回数(東京地区地上波オンエア分)1位に輝いた。12日、ニホンモニターが発表した。今年の出演は615回で、昨年を4回上回った。司会を務めるフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜午前9時50分)をはじめ、レギュラーは8本。2位はハリセンボンの近藤春菜(30)、3位は有吉弘行(39)で、1~3位は昨年と同じだった。

 今年の「テレビ王」も設楽だった。「ノンストップ!」の生放送中に朗報を聞いた設楽は「『ノンストップ!』のおかげです」と、連覇を喜んだ。そして、日刊スポーツの取材には「昔のことを思うと夢みたいです。これからも1つ1つ頑張っていきたいと思います。お仕事ください!!」と回答。満足知らずのどん欲さを見せた。

 同調査は今年1月1日~11月30日までのテレビ番組出演を調査している。2010年(平22)から始まった調査で、連覇は初。設楽は上半期を356回の1位で折り返し下半期も勢いは衰えなかった。2位近藤の562回に、約50回の差をつけた圧勝だ。

 なぜ、設楽はこんな出演できるのか? デーブ・スペクターは、放送プロデューサーの立場から「笑いのセンスもいいし、皮肉や批判も嫌みがない。司会をメーンにやっている人ではなく、ゲストやバラエティー番組のひな壇にも呼べる。くりぃむしちゅーの2人(上田晋也、有田哲平)になると、ゲストではもう呼べないですから。ギャラがまだそれほど高くないところも、制作側にとってありがたい」と分析した。

 さらにデーブは「ノンストップ!」効果を理由に挙げた。

 「午前10時前後の情報番組は、どれもだいたい視聴率3~4%台でプレッシャーがあまりない。のんびりした雰囲気があるので、設楽さんの味が生きている。でも、朝に起きるのが遅い業界関係者の視聴率が高いんです。キャスティングをするテレビマンが設楽さんを見て、別の番組で使う、といういい流れができている」と指摘。その上で「『ノンストップ!』を手放しちゃダメですね。この時間帯だからいいのであって、例えば朝とかお昼など、もっと高いギャラがもらえる時間帯に移ると、大変です。楽しく、味を生かすには今が一番いい。バナナだからってムキになっちゃだめ」と、冗談を交えて設楽にアドバイスを送った。

 ◆設楽統(したら・おさむ)1973年(昭48)4月23日、埼玉県生まれ。西武鉄道職員などを経て、渡辺正行の付き人として芸能界入り。93年に日村勇紀と出会い、バナナマン結成。10年には「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」で映画初主演を果たすなど、俳優としても活動。家族は妻と長女(11)。「餃子の王将」フリークとしても知られる。趣味はボウリング。175センチ。血液型O。

 [2013年12月13日7時24分 紙面から]

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